はじめに
今回は肩関節の痛みの治療についてです。
小川鍼灸整骨院は大阪市平野区にある整骨院です。地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。
肩関節の痛みは、原因によって治療の方法が変わってきます。治療の目的はまず痛みを取ること、次に動かない関節を動くようにすることです。
当院では痛みを取るために3つの方法をとります。
①はり治療
肩関節痛の痛みの原因の多くは、腱板といわれる組織が経年劣化によて炎症を起こすことと考えられています。この炎症に伴う痛みをはり治療で小さくします。痛みが小さくなるメカニズムはいろいろありますが、押さえて「痛い」と感じる部位は、ポリモーダル受容器という痛みを感じる感覚器が敏感になっている可能性が高く、鍼治療でこの敏感な状態を解消してあげることによって、痛みを小さくすることができると考えられています。
②筋膜リリース
肩関節痛の痛みの原因の多くは、腱板といわれる組織が経年劣化によて炎症を起こすことと考えられています。しかしその一方で、筋肉と筋肉を包む膜(筋膜)の間の癒着によって起こるとも言われています。この筋膜の癒着は、痛みの出る部位の真下に起こることもありますし、離れた部位で起こることもあります。当院では、筋膜の癒着していると考えられる部位を同定して、その部分の筋膜をはがす(筋膜リリース)するように治療を行ないます。
③関節可動域訓練
肩関節の痛みでも特に五十肩の痛みは肩関節が硬くなって動かなくなってしまいます。硬くなった関節を、できるだけ痛みなく効率よく動かすのが可動域訓練です。筋膜リリースの後に行なうのが効果的です。
④認知行動療法
認知行動療法は、あまり整骨院や鍼灸院では行なわれていない治療です。しかし、効果が高い先生の治療は概ね、認知行動療法的なかかわりがなされているのではないか?と私は考えます。ここで専門的に書き連ねると皆さんを混乱させてしまうかもせんので簡単に説明すると、認知行動療法を治療に用いることで、患者さんの痛みは小さくなり、肩関節が動きやすくなります。特に、痛みのせいで寝不足になっていたり、いつまで良くならないことにイライラされている人には効果的です。
おわりに
患者さんの肩の痛みに対して当院では、上記のような4つの要素を用いて治療を行なっております。特に認知行動療法的な治療を行なうことが、どこの治療院とも異なる当院の強みだと私たちは考えています。
大阪市の平野区、生野区界隈で肩関節の痛みでお悩みの方は是非とも当院にご相談下さい。当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。