はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回のブログは肩関節の痛みについて前回からの続きです。
肩関節の痛みの中で最も多いのは、腱板炎です。
疾患
前回のブログでも説明しましたが、肩甲骨と上腕骨が作る肩関節は股関節とは異なる特徴を持ちます。
それは、受け皿が浅いということです。受け皿が浅く、抜けやすいためにそれを補強する筋肉が必要です。
その筋肉が腱板なのです。
この腱板炎、最も炎症を起こしやすい部位が棘上筋という筋肉が上腕骨にくっついている部分です。
この部分は血流も少なく、修復しにくいとされています。
この部分は、棘上筋がトンネルの中を通り抜けるようになっているために、このトンネル部分で損傷を受けやすいのです。
この部分は、野球のピッチャーやバレーボールのアタッカー、水泳でクロールを良く行う選手など、肩をよく使うスポーツ選手で損傷されやすいのです。
しかし、肩を動かすスポーツをしていなくとも40歳を超えてくると、日常の使用頻度のなかでこの部分に負担がかかり炎症を起こすことがあります。
これがいわゆる腱板炎であり、この炎症が関節全体に波及するのが肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)なんですね。
次回は肩関節の痛みの治療について説明致します。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。
大阪市、平野区、生野区、東大阪近辺にお住まいで肩関節の痛みでお悩みの方はどうぞ当院にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は肩関節の痛みを訴える患者様に対して、はり治療や筋膜リリース、整体を行って治療します。時には認知行動療法を利用することもあります。