変形性膝関節症(膝OA)に対するアロマセラピー 精油は消炎鎮痛薬と同程度の鎮痛効果?[平野区 南巽 アロマセラピー 精油]

 

 

アロマセラピーとは精油を用いた芳香療法であり、代替医療の1つです。

 

精油の持つ薬理効果は周知されてきており、様々な医療現場で使われてきております。

 

 

さて、今回は 変形性膝関節症(膝OA)に対して精油を用いた自家マッサージ(塗布)で鎮痛薬と同程度の効果が見られたという報告を紹介します!!

 

 

対象:

45歳以上の膝OAの外来患者で,痙痛がVASで30mm以上,最近1ヶ月以上症状に変化がない,などの条件を満たした42例(女性33例,男性9例)

 

選定方法:ランダムにアロマセラピー群(アロマ群),ジクロフェナクナトリウム群(ジクロ群)に分類

 

患者には使用する薬剤名を告げずに膝の塗り薬の臨床試験であることを説明し、効果判定者にはどちらの薬が渡ったかは知らせない

 

 

 

調整:

ホホバオイルで1%に希釈した真正ラベンダーと0.5%に希釈したローズマリーカンファの混合液

 

 

 

方法:

朝と夕に適量(約0.5ml)を患者自身がマッサージ塗布

使用期間は2週間とし,その後の2週間は使用を中止して症状の変化及び副作用発現の有無について観察

 

 

 

調査項目:

VAS(痛みの評価)、膝関節評価(JOAscore使用)、日本版膝OA患者機能評価表(JKOM)で,運動機能評価(アップアンドゴー)、QOLをEQ5Dで評価

 

 

 

評価時期:

開始前、2週間後、4週問後の3回

 

 

 

結果:

いずれの評価方法においても有意に症状は軽快し(p<0.05)、ジクロフェナクゲルに対して劣らない効果を持つ可能性が示唆された。

 

 

歩行における膝の痛みは日常生活を送るうえで、深刻な問題です。

 

痛みのために生活や趣味などの活動に制限がでて、

 

「日課の散歩が出来なくなった」

 

「階段の下りがつらくなったので、電車移動も駅によっては無理になった」

 

という話は当院でも聞かれます。

 

 

そのような膝OA患者さんに、当院でも同混合精油溶液(ラベンダー/ローズマリーカンファ)を用いて施術に行い、

 

膝の痛みがましになった・気にならなくなったという声をいただいております。

 

 

 

 

『膝の痛み、変形性膝関節症』でおこまりの方は

 

 大阪市 平野区 加美北 1-1-11

 

南巽駅 から 徒歩1分

 

小川 鍼灸 整骨院 へご相談ください。

 

しっかりと診させていただきます。

 

06-6755-6751

 

 

 

参考文献:

柴伸昌、並木文代:変形性膝関節症に対するアロマセラピーの有効性について -ジクロフェナクナトリウム・ゲルを対照とした無作為比較試験.

日本アロマセラピー学会誌, 2009, 8(2), p48 -p48

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小川 貴司(おがわ たかし)

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