半月板損傷の鍼治療【膝の痛み 関節水腫 大阪市 平野区 生野区 南巽駅 小川鍼灸整骨院 】

 

半月板損傷の鍼治療です。

患者さんは旅行前の荷造りの最中に膝を捻りそれから痛みを感じると来院されました。

 

旅行の行き先は、なんとドイツ。しかも4日後です。

 

この患者さんは世界中を旅行するのが趣味で、サイクリングを目的としています。

 

もちろん今回もドイツでサイクリング。

 

しかし、この状況です。

 

触診した結果、関節には水が溜まっていました。外傷後の関節水腫は血液である可能性が非常に高いです。

 

外側に痛みがあるので、関節中骨折か外側半月板損傷を疑いました。

 

その事をお伝えすると、患者さんは顔面蒼白。

 

だってこの方は世界中でサイクリングすることを楽しみに仕事をされていて、この数年間をこの旅行のために頑張ってきたのですから。

 

このような患者さんの事情も考慮しながら、とにかくは提携先のドクターへ紹介状を書き、受診してもらいました。

 

やはり血腫が確認されたのです。

 

関節の内圧が下がったぶん、いくらか痛みは楽になったそうですが、それでもサイクリングが出来るほどではないとのことです。

サイクリングは6日後。その前には移動のために歩かなければいけません。

 

さあ、治療者としての力が試されるところです。

 

大事なことは、まず関節の中の状況をどれだけイメージ出来るか?

 

予後をイメージできるか?

 

患者さんの活動性をイメージできるか?

 

鍼治療の効果をイメージできるか?

 

患者さんが自分の膝をどのように捉えているのかをイメージできるか?

 

患者さんの背景と心理的な状況を自分に置き換えてイメージできるか?

 

患者さんがどれだけ治療者である自分を頼ってくれているのかをイメージできるか?

 

その他にも言語化できないおおくのことをを頭のなかでビンビンに鋭く考えながら、知識だけでなく感性も総動員で治療する。

 

そうなると、患者さんは必ず良くなる‼

 

実際、この患者さんは半ばサイクリングをあきらめておられましたが、

 

なんとかサイクリングの全工程に参加できたそうです。

 

お土産にドイツのハチミツを頂きました‼

本当に嬉しかったです。

 

旅行前に怪我をしてしまい、旅行に行けなくなるのでは?と不安の方は

 

大阪市平野区と生野区の境目に立地する地下鉄南巽駅 近くの小川鍼灸整骨院にご相談下さい😄

 

知識と技術、感性をビンビンに働かせて全力で治療させていただきます‼

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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