わかりやすい筋膜リリースの効果について【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

いつもの身体の使い方とは全く異なることをした後に、身体全体が痛くなるということはよくあります。

 

例えば激しいスポーツの後や、いつもと違う環境で長時間の仕事をしたときなどです。

 

「筋肉痛」といってしまえばそれまでなのですが、なんだかそれだけでは片付けられない嫌な感覚は正に、

 

筋膜が癒着している状態だといえます。

 

今回は「最近身体が固くなってきているのでなんとかして欲しい」と来院され、4回の筋膜リリースで改善(ペインスケールは10→2)した腰痛患者Uさんについて報告します。

 

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

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無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

患者さんについて

 

 

Uさん:50歳 男性 職業 倉庫管理会社職員

 

主訴:背中の痛み・左腰の張り・腰痛・しびれ

 

初発の腰痛は20代の頃。今回はしびれや背中が張るような感覚がある。腰痛もあるが、最近身体が固くなってきているので治療が必要と感じたとのことです。

 

Uさんはランニングやゴルフなどを楽しむスポーツ愛好家です。

 

以前より筋膜リリースに興味を持っていたUさんは、平野区で筋膜リリースを行っている整骨院を検索したところ当院のホームページで当院の筋膜リリースにのブログに興味を持たれて来院されました。

 

Uさんの腰痛は、生活ができないというわけではないとのことですが、仕事中に背中と腰になんとも言えないだるさがあるとのことです。

 

Uさんは施術前のカウンセリングで、

 

「腰の張り、軽いしびれを放っておくと鋭い腰痛につながるような怖さがあるし、ぎっくり腰の予防をしたい」

 

「仕事が前屈みの姿勢なので腰への負担が大きいと自分では思う」

 

「同じ職場で腰痛を訴える人が多いので自分もそうなってしまうのか心配」

 

ということを話していました。

 

Uさんの身体をみてみると、動きの中で特に痛いところはないようです。押えると痛みのある、いわゆる圧痛も特に認められませんが、「あ、そこそこ、そこが固くなっているような気がするんです」と感じるポイントが太もも、臀部、腰まわり、背中に数カ所ありました。

 

 

背中はやや後に突き出ているように膨らみ、頭部はやや前に位置しています。このような背中の場合、筋肉の緊張が高まって筋膜が癒着を起こして背中に重くだるい痛みを感じることがあります。

 

よってUさんには筋膜リリースを行なうこととしました。

 

また、「このまま放置することでぎっくり腰につながりそうな感覚もある」ということでしたので、認知行動療法的なかかわりを行ないました。

 

施術と結果

 

施術は4回の筋膜リリース 4回 (2週間)と認知行動療法的なかかわりでした。

 

初診時の腰痛のペインスケールは10でしたが、2回目の筋膜リリース施術時には5まで下がり、3回目施術時の腰痛は3、最終的には2まで下がりました。

 

 

スポーツ愛好家のUさんは、2回目の施術の後に問題無くゴルフに出かける事ができました。

 

 

なぜよくなったのか

 

Uさんの腰痛と治療による改善は筋膜理論から非常に合理的に解釈することができます。

 

まずUさんの症状は、Uさん自身も自覚している通り、職場環境にあると考えられます。

 

同じ姿勢で長時間の作業(連続単調作業)を行うと、背中の筋肉は常に引き延ばされた状態となり、この状態では背中の筋肉が十分な筋力を発揮できなくなります。

 

 

そうなると、他の筋肉への負担が大きくなり、結果として背部の痛みや腰痛を感じやすくなってしまいます。

 

また、不良姿勢によって負担が大きくなったUさんの背中から腰、殿部、太ももの裏の筋肉と、それらの筋肉の動きに連動性を与える筋膜は、適度にその間でなめらかに滑らないといけないのですが、

 

この部分で滑りをよくするための潤滑油の役目をするヒアルロン酸の粘調性が高くなり(つまり滑りにくくなって)動きが悪くなるとされています。

 

動きが悪くなると、Uさんが話したように、「あ、そこそこ、そこが固く感じる」という感覚になるようです。

 

 

この部分に筋膜リリースを加えると、ヒアルロン酸の粘調性が正常化して癒着もはがれて動きがスムースになるとされています。

 

その結果、Uさんの症状は解消したと考えられます。

 

また、認知行行動療法的にかかわりに関しては、今回の腰痛についてはぎっくり腰につながらないことをしっかりと説明し、実際にぎっくり腰になりそうだとUさんが考えるタイミングで、「あぶない」とUさん自身が考える動きをあえてしてみるように指導しました。

 

Uさんは実際にそのタイミングでその動きを行ったところ、結果として、ぎっくり腰は起きないことを確認できました。

 

そしてそれ以降、ぎっくり腰への不安がなくなりました。

 

Uさんの腰痛は上記のように改善したと考えられます。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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オープンチャットでもご相談頂けます。

おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、どこで治療を受けても良くならない 腰痛にお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を腰痛の施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。

 

参考文献

 

竹井仁:認定医-指導医のためのレビュー・オピニオン 姿勢の評価と治療アプローチ.脊椎外科, 27 巻 2 号 p. 119-124,2013.

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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