ギプス固定をしない骨折治療の事例【大阪 平野区 生野区 中足骨 足の甲 ギプスなし 小川鍼灸整骨院】

中足骨(足の甲)骨折でギプス固定を行わずに治療を希望された方の治療法として、足底板を用いました。歩行前は不安だった歩行も、足底板を挿入して内側に体重をかけることでスタスタと歩けるようになっています。この方は左足の第5中足骨のらせん骨折(受傷後3週間)の患者さんです。詳細はブログをご覧ください。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

不幸にも骨折をしてしまった人の中にはどうしてもギプスをしないで治したいという方がいらっしゃいます。

 

基本的に折れた骨を元通りに治すためには一定期間の固定が必要です。

 

しかし、骨折の部位や骨折のタイプによってはギプスなしで治ることがあります。

 

今回は中足骨骨折(足の甲の骨折)でギプス固定を言い渡されたものの、海外渡航のためにギプス固定は絶対にできないとお困りのMさんをギプスなしで治療(指導)する機会を得ましたので、ブログで報告します。

 

Mさんから頂きましたうれしいクチコミ投稿もご覧ください。

https://g.co/kgs/uwa96tU

 

内容は以下の通りです。

・患者さん(Mさん)について

・Mさんの骨折について

・当院が行った説明

・結果と解説

・当院の施術方針

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

メールお電話

無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

患者さん(Mさん)について

 

 

Mさんは塾講師(自営)をされている61歳の女性です。

 

階段を踏み外した際に足をひねり転倒されました。捻挫と思い込んでいたMさんは翌日整形外科を受診したところ、第5中足骨の骨折であることがレントゲン検査で判明してギプス固定を行いました。

 

第5中足骨骨幹部骨折の外観

Mさんが自撮りした受傷翌日の画像です。

 

Mさんは、娘さんが小さな子供を連れてインドネシアへ渡航されるため、受傷の1か月後にはそのお手伝いとしてどうしてもインドネシアに同行しなければならないという状況でした。

 

そのことを担当医師に相談してギプスを外してほしいと伝えたところ、「ギプス固定をしなければ治療できない」と強く言い渡され、自分の予定は全く聞き入れてもらえずギプスは外してもらえませんでした。

 

Mさんのギプス固定

Mさんはギプス固定を外してほしいと考えながらも医師には聞き入れてもらえませんでした。Mさんの自撮りによるギプス固定の画像です。

 

困ったMさんはほかの医師を受診しました。しかしその先生もやはりギプス固定を勧めたということです。そして自己責任で後にどうなっても医師は責任を負わないと約束の上ギプスを外してもらい、ネット検索をして当院にたどり着きました。

 

その時ですでに受傷後3週間経過していました。

 

Mさんは非常に活発な方で、ご自身の事業展開も活動的に行ってこられました。性格的には「自分の道は自分で切り拓く」というタイプの方です。

 

今回、Mさんはどうしても渡航しなくてはならないのに、体の専門家である医師からはそれを認めてもらえず非常にストレスを抱えておられました。

 

そのストレスは問診票の記述にもあらわれていました。

 

骨折患者の問診票

Mさんのストレスは問診票にあらわれていました。整形外科で治療を受けなかった理由としては、「医師と話ができない(事情を聞いてもらえない)(頭ごなしに叱られる)最初のレントゲンで6週間ギプス→8週間短いギプスといわれたまま、患部に触ったり見たりしないで、ただギプス巻き直しに不信感をもったため」と記述されていました。

 

Mさんの骨折について

 

当院に来院された時には受傷後21日(3週間)が経過していました。

 

その時に見せていただいた受傷時レントゲン画像はこちらです。  

 

 

Mさんの骨折は第5中足骨(足の甲)を骨折されており、この骨折は通常ギプス固定が必要とされます。

 

しかし、Mさんの骨折はギプスなしで治療するには好条件がそろっていました。

 

まず、骨折はらせん骨折と呼ばれるタイプの骨折であり、ねじれているために骨折片どうしの接触面が大きいです。このような骨折は横骨折と呼ばれるまっすぐ横に骨折するタイプよりも安定性がよく骨癒合は得られやすいとされています。

 

さらにMさんはあまり痛みを感じていませんでした。骨折時に必ず見られる浮腫(むくみ)もほとんど見られませんでした。

 

中足骨(足の甲)の骨折をギプスなしで治療した事例の外観

左足が骨折側の足です。受傷後3週間とは思えないぐらいにむくみがありません。しかし、骨折があるということで本人様は不安を抱えておられました。

 

このこともギプスなしで治るためには好都合でした。つまり痛みが小さいということは骨折部分が安定しているということでしょう。

 

このような骨折は、固定をしない場合にも比較的に治りやすい骨折です。

 

Mさんがギプスを受け入れられなかった理由のはいくつかありますが、そのうちの一つま間違いなく「骨折というけれども痛みは小さく、これなら歩けるんじゃないの?」という自分なりの感覚があったためと考えられます。

 

当院が行った説明

 

Mさんには次のように説明しました。

 

それは、

 

Mさんの骨折はらせん骨折であり安定性が良いこと、

 

腫れが少なく痛みも少ないので患部に負担をかけないように歩いても良いこと 

 

骨折部分に負担をかけることで骨癒合が促進することです。

 

そして内側に体重をかけることを意識するために、内側を高くした足底板を靴の中に装着しました。そしてゆっくりと歩いてもらうと、スタスタ歩くことができたのです。

 

動画をご覧ください

https://youtube.com/shorts/cujGfTZ4NMI?feature=share

 

結果と解説

 

結果としてMさんは足底板をつけてインドネシアに渡航されました。

 

現地で娘さんの引っ越しの手伝いを行い、帰りにはバリ島へ寄り道して帰ってこられたそうです。すごいですね。

 

Mさんのバリ旅行

「もうバリでは ゴムゾウリで普通に歩き遺跡巡りでは、長い階段も上がり下がりが普通にできていましたよ。」とMさんからご報告を頂きました。

 

Mさんバリ旅行②

「有名なコピルアクコーヒー作り体験です。足が写っている写真はあまりなかったのですが。これらの写真から、腫れもなく活動できているのが わかっていただけるかと思います。もしよければ お使い下さいね!」とMさんからご提供頂きました。

 

今回Mさんの治療(指導)がうまく言った理由は、

 

①らせん骨折で骨折面が安定していた

 

②痛みが少なかった

 

③Mさん自身の自然治癒力が高かった

 

という3つの要因が考えられます。①と②については当たり前のことですが、③の要因は非常に大きな要因です。

 

Mさんの「自分の道は自分で切り拓く」という性格傾向と、「骨折というけれども痛みは小さく、これなら歩けるんじゃないの?」という自分なりの感覚が医師との軋轢を生じたことは間違いないと思われます。

 

しかし本来は自分の身体ですので、どうすればいいのかは医学理論ではなく自分が一番よく知っているのかもしれませんね。

 

当院の施術方針

 

当院ではどうしてもギプスなしで治したいとお考えの患者さんの期待に応えられるように施術を行います。

 

しかし実際には、絶対に固定をしなければならない骨折の患者さんもいらっしゃいます。

 

また、一度も整形外科を受診していない患者さんについては、必ず医師の診察を受けていただくようにします。

 

医師によるレントゲン検査を受けずに当院で治療を行うことは基本的にはできません。それは本当に危険な治療だからです。

 

当院で行うギプスなしの治療は、骨折の部位、骨折のタイプ、今後起こるであろうと考えられる後遺症、患者さんの生活背景などを十分に考慮して、ギプス固定を行わないことが患者さんにとってリスクよりもメリットが大きいと考えられる場合のみです。

 

当院では患者さんの個別の状況に合わせて治療(指導)を行います。

 

残念ながらご希望にお答えできない場合もございますが、その場合はギプスなして治療ができない理由をわかりやすく説明して患者さんの納得が得られるように努力します。

 

第5中足骨基底部骨折についてはこちらもご参照ください。

第5中足骨基底部骨折について【平野区 生野区 南巽 リハビリ ギプスなし げたばき 小川鍼灸整骨院】

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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オープンチャットでもご相談頂けます。

おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、骨折の治療方法にお困りの方、ギプスなしで骨折治療を検討したい方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

可能な限りご希望にこたえられるように治療いたしますし、ご希望に添えない場合にはしっかりとその説明をして患者さんの納得が得られるように努力します。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

参考文献

 

小川 貴司 他):第5中足骨基底部骨折における治療法の検討. 柔道整復・接骨医学,9(4), 261, 03-30,2001.

 

川﨑一朗 他):第 5 中足骨基部裂離骨折における固定に関する一考察.Health and Behavior Sciences 2 (2), pp1- 4,2003.

 

金崎彰三 他):Jones骨折の13例.整形外科と災害外科.58巻,4 号,p. 650-653,2009.

 

新井恒雄 他):第5中足骨基部骨折に対するテーピング誘導による保存療法の効果.第26回関東甲信越ブロック理学療法士学会,セッションID: 16,2007.

 

Bryam Esteban Coello García1, Diana Carolina Martínez Pesántez2, Felipe Ismael Ulloa Gómez3, Michelle Carolina Guerrero Cabrera4, Jordy Fernando Renteria Rengel5, Helen Tatiana Guzhñay Rivera6, María Gabriela Montenegro Vásquez:FRACTURE OF THE FIFTH METATARSAL.BIBLIOGRAPHIC REVIEW.EPRA International Journal of Multidisciplinary Research (IJMR) -Peer Reviewed Journal,Volume8, Issue:12, 2022.

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