ズキッと鋭い腰痛の改善例【平野区 生野区 南巽 ぎっくり腰 小川鍼灸整骨院】

鋭い腰痛

ベッドからの起き上がりでズキッと鋭い腰痛を感じますか?過去にぎっくり腰を経験したことがある人ならば、この痛みは放っておけませんね。今回はそんな痛みが当院の施術によって改善した事例を報告します。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

朝、ベッドから起き上がる時や長時間の座位から立ち上がる動作でズキッと鋭い腰痛を感じることはよくあります。

 

過去にぎっくり腰を経験したことがある人ならば、この痛みは放っておけませんね。

 

ぎっくり腰につながるのでは?と不安になることもあります。

 

今回はそんな痛みが当院の施術によって改善した事例を経験しましたので、

 

当院の施術で「なぜよくなったのか」を報告します。

 

ズキッと感じる鋭い痛み

この患者さんの痛みは、来院時の10のレベルが5回目時点で2のレベルまで下がりました。

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

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無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

患者さんについて

 

 

Uさん:57歳 女性 職業:専業主婦

 

主訴:腰・背中の痛み

 

Uさんは20代の頃から腰痛を感じていました。現在まで痛い時期と全く痛みを感じない時期を繰り返しています。前回の痛みは1年ほど前で、今の痛みは3日前から感じているとのことでした。


子育ても終わり、ようやく自分の時間ができて大好きなテニスに打ち込めると思っていたUさんは、

 

「腰痛ひどくなってきてテニスが楽しめなくなるのではないか?」と心配されていました。

 

腰痛以外の所見としてUさんにはヘバーデン結節という指の変形性関節症がありました。

 

 

このことは、背骨(腰や首)にも同様の変形性関節症が存在するかもしれないことを示しています。

 

腰に目を向けますと、腰骨の両脇の筋肉は硬く緊張状態にあり、そこを押さえると、心地よく感じるとおっしゃいました。

 

安静時の痛みはありません。 

 

動き始めの鋭い痛みは朝ベッドからの起き上がり動作や椅子からの立ち上がりの時にあるとのことでした。

 

腰の運動時痛として、前屈みで痛みがありました。 

 

しかしUさんは鎮痛剤とコルセットを利用しながらながらも、身体への負荷が大きいテニスを週に2回行うことができていました。

 

このことは、いつも強い痛みがあるのではなく動き始めの痛みが辛いということをあらわしています。

 

施術と結果

 

筋膜リリースと整体、それに認知行動療法的なかかわりを週に2回、4週間、合計8回行いました。

 

 

結果は「ズキッ」と感じる鋭い痛みは10→2にまで下がりました。

 

 

なぜよくなったのか

 

今回の施術の効果について考えられることは3つあります。

 

1つめは筋膜リリースの効果です。

 

Uさんの腰の筋肉は緊張状態にありました。この部分の筋膜を調整するために、踵から後頭部までの筋膜をしっかりとゆるめるようにしました。

 

 

その結果、背部全体の筋膜の滑りがよくなり、初診時に見受けられた腰椎の両側にある筋肉の緊張が緩んだと考えられます。

 

2つ目に考えられるのは整体の効果です。

 

Uさんの関節は指の関節の変形にも見られるように、全体的に老化による変性が進んでいて、動く範囲も狭くなりつつありました。

 

 

そこで整体を行い関節可動域をいっぱいに動かすことで、変形した関節の可動域を広げたことが痛みの軽減につながったと考えられます。

 

そして3つ目に考えられるのは、認知行動療法的なかかわりの効果です。

 

このかかわりによってUさんの腰痛のイメージが変化したと考えられます。

 

施術を受けるまでのUさんは、この鋭い痛みがぎっくり腰の前触れであり、この痛みを放っておくとぎっくり腰につながると考えていました。

 

この考え方は恐怖回避思考とか破局的思考とよばれ、腰痛がで動けなくなる人の特徴として知られています。

 

腰痛で動けなくなる人の特徴【恐怖回避思考 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

しかしUさんは施術中の会話の中で

 

「寝返りの時はやっぱり痛みを感じるけれどもそんなに気にならない。なんか先生の魔法にかかったみたい。どうも信じる事が大切みたい。不思議な感じです」と話してくれました。

 

 

上記のUさん言葉からは、Uさんの痛みの沸点が高くなったことが見受けられます。

 

痛みの沸点が高くなるとは、痛みを感じにくくなるということです。

 

例えばペインスケールでは、4回目の施術以降、痛みが小さくなっていますがこの時には、

 

 

できるだけロキソニンを服用しないことと、

できるだけコルセットを外すようにと、

 

指導しました。

 

そして6回目の施術時にUさんは、

 

ロキソニンもコルセットもりようすることなくプレーできた」

と話しました。

 

痛みの沸点を上げることは、痛みをぶり返さないためには非常に重要なことです。

 

こちらのブログもご参照ください。

治療してもすぐに元の症状に戻る理由について【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

上記のように今回Uさんは、筋膜リリースと整体、認知行動行動療法的なかかわりによって20代のころから患っていた腰痛が気にならなくなりました。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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オープンチャットでもご相談頂けます。

おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、動き始めに感じる腰の鋭い痛みでお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

内容につきましては、お話しの基本的な構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを個人が特定できないように加工しています。

 

参考文献

 

牧野有沙 他):腰痛予防教室に参加した地域在住女性高齢者の 慢性腰痛に影響を与える心理的因子.ヘルスプロモーション理学療法研究 8 巻 4 号 p. 175-179 .2019.

 

松平 浩:日本人勤労者を対象とした腰痛疫学研究.日職災医誌,63:329─336,2015.

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小川 貴司(おがわ たかし)

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