側弯症は治るの?治らないの?【大阪 平野区 生野区 南巽 整体 筋膜リリース 小川鍼灸整骨院】

側弯症のイラスト

側弯症は思春期に診断されることが多く、本人だけではなく親御さんもつらく感じるものです。今回のブログでは側弯症を解説して今後どうするべきか、治るのか治らないのかに言及し、当院で行える施術を紹介いたします。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

側弯症は本人様、親御さんにとっても重大な問題です。

 

今回は、「側弯症が治るか治らないか」という問題を検討して、当院の施術の方針をお伝えします。

 

今回の記事が側弯症でお困りの方のお役に立てたら幸いです。

 

内容は以下の通りです。

・側弯症とは

・コブ角について

・側弯症を放置すればどうなるの?

・当人にとっての側弯症

・親御さんにとっての側弯症

・側弯症とストレス

・治る?治らない?

・当院での施術の方針

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

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無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

側弯症とは

 

側弯症のイメージ

画像では患者さんの右側(画面では左)の背中が盛り上がり、患者さんの左側の背中はのっぺりしています。これは背骨(胸椎)が患者さんの右側から左側に向けて回旋していることを意味しています。背骨は回旋しながら曲がります(側弯します)。

 

背骨が湾曲(わんきょく)してしまう状態が側弯症です。側弯症は平面的に横に歪むのではなく、3次元的に歪みます。だから回旋もしますし、前後方向への湾曲も存在します。コブ角という角度が10°以上になると側弯症と診断されます。

 

学校での検診で見つかる人が多いですが、検診時の小さな変形が大人になって大きくなる場合もあります。手術に至らない側弯症(コブ角が50°未満)は背骨を矯正する手術の適応には成りませんが、肩こりや頭痛、腰痛の原因になりえます。

 

 

コブ角について

 

コブ角は側弯症の程度を表す角度です。最も歪んだ2つの背骨(椎体)どうしがなす角度のことです。

 

この角度によって、側弯症の歪みの程度を判定します。

 

 

側弯症を放置すればどうなるの?

 

側弯症については手術をするべきかどうかについて悩む方が多いと思います。

 

この問題を考えるためには、手術をしなければどうなっていくのかという、「自然経過」について理解する必要があります。

 

 

ここでは自然経過を考える当たって次の論文を参考にします。

 

その論文は、側弯症の患者さんが手術をしないでその後どうなっていくのかについて、これまでに発表された論文の内容を調査したものです。

 

そしてこの論文では、側弯(カーブ)の進行の度合、・心肺機能、・死亡率・腰痛・精神疾患・社会生活(結婚 妊娠 出産 就労)・整容についてまとめています。

 

結果は表のとおりです。

比較表

この表は側弯のある人とない人との間でどんな違いがあるのか?また、その違いは側弯の大きさとどれぐらい関係しているのかを調査項目ごとに表したものです。

 

結論から申し上げますと、側弯症は徐々に(年間1°以下)進行し、カーブが60°以上では肺の働きに影響が出てしまいます。

 

腰痛はやや起こりやすいですが生活には影響はなく、生活には支障をきたすことも少ないですが、カーブが極端に大きくなると精神的な負担も大きくなり、生活にも支障をきたし、見た目も気になるとのことです。

 

以下に項目別に解説しましょう。

 

・側弯(カーブ)の進行の度合

カーブは基本的に、徐々に進んでいくようです。手術が考慮される50~75°まででは年間約1°以下程度進行するという研究の結果がみられます。カーブが50°を超えると、側弯が進みやすい傾向にあるとのことです。

 

・肺機能

胸の骨(胸椎)が変形してくると、肺で呼吸がしにくくなります。しかし、コブ角が60°まででしたら肺活量は側弯のない人と同等だそうです。60°を超えて肺活量が低下するようなほかの病気がある場合には、手術になるかもしれません。

 

・死亡率

ちょっとショッキングな項目ですが、側弯症が原因で死んでしまうということではありません。しかし、100̊ を超える側弯症の患者さんについては 心肺機能の障害を引き起こし死亡に関与する可能性があり、このことは複数の研究者の報告で一致しているとのことです。

 

・腰痛

腰痛の患者さんの中には側弯を持つ方も多いですが、腰痛と側弯症の関係については側弯症の人がそうでない人よりも「腰痛になる頻度が少し高い」という程度だそうです。また日常生活への支障も大きくないとの報告が多いそうです。側弯症がなくても腰痛になる人はたくさんいますので、気にしすぎるのはよくないかもしれません。

 

・精神疾患

うつ病は一般的な精神疾患ですが、側弯症の人とそうでない人のどちらがうつ病になりやすいかを調べた研究では、差がなかったそうです。ただ、コブ角が40°以上の人にはうつ病になりやすい傾向にあるそうです。参考にした文献の結論では、側弯症と精神疾患の間には関連はないと結論づけられています。

 

・社会生活(結婚 妊娠 出産 就労)

過去の研究結果からは、側弯症の人の方が結婚率が低いということはなく、妊娠と出産にも影響はなかったとのことです。仕事についても同じく、側弯症の人はそうでない人と同等に就労しているという研究結果もあります。つまり側弯症は社会生活には支障をきたさないということが過去の研究結果から示されました。

 

・整容

外観上の変形は胸椎カーブにおいて目立ち,側弯症は女性に多く、当人さんや親御さんにとっても見た目の問題は重要です。見た目の変形は胸椎のカーブが大きいほど目立ち、胸腰椎や腰椎のカーブでは目立ちにくいとのことです。また、側弯症は自分の体に意識を向けさせることになり、健康に対してもネガティブになる傾向があり、カーブが大きくなるほどその傾向も強くなるとのことです。

 

当人にとっての側弯症

 

当人が問題と感じることは、年齢によって異なってきます。治療者としての私の経験では、思春期では容姿の問題として捉えられることが多いようですが、中年以降では側弯症によってあらわれる肩こりや腰痛の問題として捉えられることが多いようです。

 

思春期にはおしゃれをしたり、異性が気になる年ごろです。自分の外観への関心が大きくなりますので、この時期に肩の高さや腰のくびれのアンバランスが悩みにつながることもあります。

 

また中年以降では側弯症がない人でも背骨の老化が進んで関節の痛みとして腰痛や肩こりを感じるようになります。

 

だから側弯症の方は側弯症がない人よりも腰痛や肩こりを感じる確率は高くなる可能性はあります。

 

そのほか、側弯症があれば病気になりやすいとか、痛みを感じやすいという不安が大きくなるよな印象を受けますが、このことは先の論文でも「容姿」に関連して述べられていますね。

 

体に意識が集中しすぎることによって、自分の体や健康についてネガティブなイメージを創り上げる傾向があることは、私の患者さんにも非常に多いです。

 

親御さんにとっての側弯症

 

側弯症は学校検診で発見されることが多いですが、思春期以降に何らかの理由で医療機関を受診した際に、医師より指摘されることもあります。

 

その場合で、側弯症が進行している場合に、「なぜ気づいてあげられなかったのか」と責任を感じる親御さんによく出会います。

 

 

しかしながら、子供のころには毎日のようにお子さんの裸を見ることはあっても、思春期以降に裸の背中を頻繁にみることはありませんよね。

 

また、専門的な視点がなければ高度な側弯症があったとしても気づくことは難しいのです。

 

ですからどうぞ、責任を感じてネガティブな感情にならないでください。

 

そのようなネガティブな感情はお子さんにも伝わって、お子さんが感じる側弯症のイメージや健康に関するイメージをネガティブなものにしてしまうかもしれません。

 

もちろん親の立場としては、お子さんの将来の健康や社会活動が心配になりますよね。

 

でも、お子さんが今後側弯症をもちながらでも楽しくたくましく生きていくためには、側弯症や健康に関するポジティブなイメージが重要になってきます。

 

そのためには親御さんが側弯症の自然経過を理解してできるだけポジティブなイメージを持つことは重要なことですね。

 

なかなか簡単ではありませんが、お子さんのためにはそうするべきだと思います。

 

コブ角にもよりますが、自然経過についてはそう悲観的なものではありません。今一度自然経過をご確認ください。

 

親御さんが過度にネガティブになってしまうと、お子さん自身の病気のイメージもネガティブなものになってしまいます。この状況は誰も徳をしない状況です。

 

そうならないように注意しましょう。

 

側弯症とストレス

 

ストレスとはなんでしょうか?私は患者さんに説明する際にはいつも「理想と現実のギャップ」であると説明します。

 

側弯症のストレスを考える場合には、理想とは「側弯症でないまっすぐな身体(普通の背骨)」であり、現実とは「側弯症である私の背骨」です。ここに理想と現実のギャップとしてのストレスが生じます。

 

当然といえば当然のことですが、ここをどのように乗り越えるのかが問題ですね。

 

角度が小さい側弯症ならばこのストレスを乗り越えることは比較的に容易かもしれません

 

しかし大きな側弯症では背中の変形も大きく、着たい服を着ることができないなどの美容的な問題や体の痛みなどの身体的な問題も出てきますので難しいです。

 

この場合は、痛みなどの症状に対処しながら側弯症であることを受け入れて、それでも自分らしく楽しく生活できることに意識を向けることが大切になってきます。

 

簡単ではありませんが当院では施術を通してそのお手伝いを行います。

 

治る?治らない?

 

側弯症が治るのか治らないのかを考える際には、ご自身の「側弯症の程度」と、「何をもって治ったとするのか?」をはっきりさせることが重要です。

 

 

上の表は私の経験から、治りやすい側弯症と治りにくい側弯症を整理したものです。

 

側弯症の程度については、手術が考慮され始める40°までと手術適応となる50°からそれ以上と設定し、患者さん自身が何を治ったとするのかを「変形がなくなれば治ったとする」と、「変形はあっても痛みや不自由がなければ治ったとする」の2つに設定します。このような整理から、治りやすいか治りにくいかを大雑把に考えることができます。

 

30°未満の側弯症患者さんは、比較的に変形の程度が小さいので、視点を変えることで変形が気にならなくなることがよく見受けられます。

 

例えば、大好きな趣味に打ち込むことで身体の変形に意識が向かず結果として変形が気にならなくなるということです。このような方は変形に意識が向かないので、変形が気にならず、意識が身体から外れることで痛みや不自由も感じにくくなることもよくみられます。

 

また実際に軽度の変形は可動域を保つことで意識的に修正することができます。つまり、30°未満の側弯症の方は、身体の不自由と意識をコントロールすることで治りやすいといえます。この説明は矢印①と②に対する説明といえます。

 

40°以上の側弯症の方では、変形に意識を集中させると治りにくくなってしまいます。50°以上になると今後変形が進行しやすいことなどがわかっていますので、手術治療以外の方法では治りにくいと言わざるを得ません。

 

その一方で、40°以上でも変形に意識を向けず生活の質を向上させること、つまり不自由なく生活できることに重きを置く考え方では、治りやすいと考えることができます。

 

なぜなら社会生活においては側弯症の方でもそうでない人と同様の生活を送っていることが先の自然経過に関する論文でも説明されているからです。

 

ただ、変形の程度が大きくなってくるとやはり身体的な負荷は大きくなってきますし、見た目の変形も大きくなってきますので、精神的なストレスは感じてしまうと思います。この説明は矢印③と④に対する説明といえます。

 

当院での施術の方針

 

当院では下の表のように、側弯の程度と年齢層に合わせて患者さんの状態を把握し、個々の患者さんに対してどんな施術が必要なのかを考えます。

 

 

これらの患者さんに対して当院では、

 

筋膜リリースや整体、鍼灸で身体の歪みや痛みを軽減させます。

 

また、患者さんや親御さんに側弯症について学び、ポジティブに側弯症と向き合って頂きます。

 

手術後に痛みが軽減しない方には、認知行動療法を応用したカウンセリングや運動指導も行います。

 

時には瞑想も治療に用います。

 

また、脊柱の可動域を広げる体操も有効です。

 

当院では、筋力とバラン応力を向上させるためのぐるぐるフルフル体操を行っています。この体操の目的は①筋力強化②バランス能力向上③可動域の拡大④身体のイメージをポジティブにすることです。

是非ともご参加ください。

 

当院では上記のような施術方法で側弯症の患者さんをしっかりと施術させていただいております。

 

こちらのブログもご参照ください

側弯症について【平野区 生野区 南巽 整体 筋膜リリース 鍼灸 小川鍼灸整骨院】

 

わかりやすい筋膜リリースの効果について【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

整体とその効果について【大阪 平野区 生野区 南巽 骨盤 背骨 効果 小川鍼灸整骨院】

 

当院のぐるぐるフルフル体操について【平野区 生野区 南巽 関節痛 小川鍼灸整骨院】

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

↓↓↓

オープンチャットでもご相談頂けます。

おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、頑固な肩こりにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

吉田 篤弘他):思春期特発性側弯症の長期の自然経過:文献的レビュー.Journal of Spine Research.12 巻 11 号 p. 1278-1286,2021 .

 

野原裕:脊柱側弯症治療の歴史と現況.脊椎外科, 26 巻 2 号 p. 162-169,2012.

 

神﨑浩二:若年者脊柱変形―思春期特発性側弯症の手術療法.―昭和学士会雑誌,79 巻 3 号 p. 304-309,2019 .

 

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