整形外科で「椎間板が狭い」と言われた方必見|腰痛に悩む中高年が知るべき真実【平野区 小川鍼灸整骨院】

椎間板についての疑問

ついかんばんがぺしゃんこになっているレントゲン画像を見て、落胆している方は非常に多いです。でも大丈夫です。その腰痛は治りますよ。椎間板について解説しますのでご参照ください。内容を理解いただけたらあなたの腰痛は治るでしょう!

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

腰痛でお困りの皆さんは整形外科を受診すると必ずしてレントゲン検査を受けます。

 

そして、

 

椎間板のスペースが狭くなっていますね」とか、

 

「椎間板がぺしゃんこですね」とか、

 

「腰の軟骨がなくなっている」などと

 

説明されることがよくあります。

 

これっていったい、どういう意味なのでしょうか?

 

そして、これって治るのでしょうか?

 

今回は、背中の痛みを理解する上で非常に重要なことばである「椎間板」について、腰痛を中心に解説します。

 

内容は以下の通りです。

・椎間板とは

・椎間板の構造

・椎間板の変性(老化)

・症状

・椎間板は治るの?

・椎間板性腰痛に対する当院の施術

当院のクチコミ

・まとめ(おわりに)

・参考文献

 

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。   

 

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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

椎間板とは

 

椎間板を説明するために、まず脊椎(せきつい)を説明する必要があります。脊椎は背骨のことで、7つの頚椎(頚椎)、12の胸椎、5つの腰椎、それに仙骨からなります。そしてそれぞれの脊椎のあいだには軟骨が挟まりこんでいるのですが、この軟骨が椎間板です。

 

 

椎間板の役目は、上の脊椎と下の脊椎を連結させたり、クッションの役目をします。背中がしなやかに動くのは脊椎と脊椎の間で動きが生じるからですが、この動きを担っている組織の1つが椎間板です。

 

椎間板の構造

 

椎間板は、中心部の髄核(ずいかく)と周辺部の線維輪に分かれています。髄核は流動性の物質で、線維輪は硬い繊維性の組織です。いわばバームクーヘンの真ん中にカスタードクリームが入っているようなそんな構造です。上の図は、そのカスタードクリームが外に漏れ出した状態を表しています。これがヘルニアです。

 

椎間板の周辺には洞脊椎神経(どうせきついしんけい)が分布しており、この神経が腰痛と関係しているといわれています。

 

椎間板の変性(老化)

 

椎間板

写真は実際の椎間板です。左が変性した椎間板で、髄核と線維輪の境界がわかりにくくなっています。

 

椎間板には常に体重がかかります。よってその重力を分散させるために中心が柔らかく周辺が硬いという、カスタードクリーム入りバームクーヘンのような構造になっています。

 

この構造の元に、体重を分散させるために、中心にある髄核の内圧は高くなり、そして周囲の線維輪に力学的なストレスが加わって亀裂が生じることになります。

 

 

さらに、年齢を重ねるごとに椎間板に含まれる水分量も減っていき、椎間板は年齢を重ねるごとにその高さが減ってきます。

 

 

ですので60歳を越えてくると、身長も低くなってきますがその原因の1つに椎間板高の減少が挙げられます。

 

 

症状

 

椎間板には神経が分布していて、椎間板に亀裂が入るとその神経が亀裂の中に血管と共に入り込んでいきます。この入り込んだ神経が刺激を受けることが腰痛の原因の1つであると考えられいます。

 

痛みの特徴は、動き始めの痛み、前かがみになった時の痛みです。

 

 

しかし、椎間板の痛みが原因で手術になることが少ないことから椎間板の変性と腰痛の関係を明らかにする基礎研究は存在しているにも関わらず、実際の所はまだまだわからないことが多いようです。

 

また、レントゲンでは椎間板がぺちゃんこになっている人でも痛みを感じない人もいますし、

 

椎間板の高さがまだまだ保たれているにもかかわらず強い腰痛を訴える人もいます。

 

このことから腰痛の原因は椎間板だけにあるのではないことがわかります。

 

椎間板は治るの?

 

ぺしゃんこになった椎間板は、実は元には戻らないのです。

 

しかし、元に戻らないから痛みがなくならないということはありません。

 

椎間板はそもそも、年齢を重ねるごとにぺしゃんこになっていくものなのです。

 

この変化は、顔にしわが寄ったり、髪の毛が白くなることと全く同じことで誰にでも起こることです。

 

そして、椎間板がぺしゃんこになっているにもかかわらず痛みを感じない人もたくさんいます。

 

椎間板がぺしゃんこになって出てくる痛みは一時的なものです。

 

私のこれまでの経験では、このことを理解・納得できた患者さんの痛みは半減しています。

 

その逆に、ぺしゃんこになった椎間板をなんとか元通りにしたいと考える人の痛みは長引く傾向にあります。

 

こちらのブログもご参照ください

 

「椎間板がぺちゃんこになる」とどうなるの?【大阪 平野区 生野区 南巽 腰痛 小川鍼灸整骨院】

 

椎間板性腰痛に対する当院の施術

 

当院では椎間板に原因があると考えられる腰痛患者さんに対して、主に治療を勧めています。

 

椎間板が原因で痛みが出ていると考えられる痛みの患者さんは、

 

①前屈で痛みを感じる

②咳やくしゃみで腰痛を感じる

③動き始めに痛みを感じる

 

ことが多い印象があります。

 

上記の痛みに対しては、腰の中心の骨から1.5㎝から2㎝外側から脊椎神経をねらうようにを入れて低周波を流します。

 

 

多くの患者さんは、治療直後の前屈動作が治療前に比べて楽になっていると喜んでくださいますが、の効果は薬と違って効き目が出るまでの時間に個人差があり、すぐに効果が得られない方もいらっしゃいます。しかし、椎間板性の腰痛は比較的に効果が得られやすい疾患と考えます。

 

当院では根本的な症状の改善を目指すために、複数回(多くは8回)の治療をご提案させて頂き、現在の痛みを軽減させることはもちろんのこと、今後の腰痛に対しても十分に対処が出来るようになって頂きます。

 

 

椎間板は20歳以降、変性の一途をたどりますので、基本的には若がえらない限り元に戻るということはありません。

 

しかし、自分の椎間板の変性の程度を理解して自分の腰痛をしっかりとイメージ出来るようになれば、痛みが気にならなくなる方がたくさんいらっしゃいます。

 

当院では、必要であれば提携先の医師にレントゲン検査を依頼して椎間板の変性の程度を確認します。

 

そして、しっかりとご自身の現状をご理解頂き、過度に心配しないように説明してできるだけ身体を動かして頂くように指導します。

 

このようなかかわりを当院では「認知行動療法的なかかわり」と呼んでいます。

 

当院のその他の施術メニューはこちら↓↓↓

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遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。

Youtubeチャンネル

「どこに行っても良くならない痛みの相談室」もご覧ください。

どこに行っても良くならない痛みの相談室

当院に寄せられた痛みの相談についてお答えしています。また、ブログの内容も動画でお伝えしています。

 

まとめ(おわりに)

 

今回は腰痛の原因になる椎間板について解説しました。

 

椎間板は若がえらない限り元に戻るということはありませんが、自分の椎間板の変性の程度を理解して自分の腰痛をしっかりとイメージ出来るようになれば、痛みが気にならなくなる方がたくさんいらっしゃいます。

 

当院では痛みの治療を行いながら患者さんご自身が自分の痛みをコントロールできるように症状について説明しています。

 

株式会社COCO 小川鍼灸整骨院

当院はJRおおさか東線衣摺加美北駅から徒歩4分です。

 

大阪市の平野区生野区東住吉区加美北、東大阪市の衣摺渋川町柏田、布施あたりの方で、頑固な腰痛、椎間板ヘルニア、その他椎間板が原因で起こると考えられる腰痛にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

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当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

参考文献

 

高橋弦 他):椎間板性腰痛の基礎.日本腰痛会誌,13(1): 10 – 16, 2007.

 

大鳥 精司 他):椎間板性腰痛の臨床.日本腰痛会誌,13(1): 17 - 23, 2007.

 

Brody A. Frost ,et al: Materials for the Spine: Anatomy,Problems, and Solutions.

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