はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回は当院でリハビリを行なう事ができる橈骨遠位端骨折を紹介します。
整形外科でもうまく治療ができていないと思う患者さんは当院にご相談ください。自費施術の場合、整形外科との併用も可能です。
内容は以下の通りです。
・橈骨遠位端骨折とは
・橈骨遠位端骨折の特徴とリハビリ
・自然経過
・当院でのリハビリ(整形外科でよくならない患者さんへ)
・おわりに
・参考文献
また当院では、
無料相談を受け付けています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。
橈骨遠位端骨折とは
肘から手首までの前腕と呼ばれる部分は、橈骨と尺骨からできています。
この親指側の骨が橈骨です。
医学用語では体の中心から遠い部分を「遠位」とよび、体の中心に近い部分を「近位」とよびます。手首近くは橈骨の遠位ですので、橈骨遠位端骨折といいます。
橈骨遠位端骨折は学童期の子供と高齢者に比較的多いとされています。その理由は、転倒の際に手をつくことで起こる骨折だからです。
橈骨遠位端骨折の特徴とリハビリ
橈骨遠位端骨折は手関節の骨折ですので、手関節に強い痛みと腫れがみられます。手関節のいびつな変形がみられる場合には、骨折部分のズレ(転位)が予測されます。これらはリハビリ期間の長さにも影響します。
学童期の子供は活動性が高く、例えば公園の遊具から飛び降りた際に転倒して手をついた際に橈骨遠位端骨折を起こします。
高齢者は転倒しやすいので、転倒の際に手をついて橈骨遠位端骨折が起こるとされています。女性の場合は骨粗しょう症をもっていることがあり、そのような骨の弱い方が転倒した際には特に骨折しやすいです。
また骨粗しょう症の方の橈骨遠位端骨折は、骨折部分を医学的に正常な位置で保つことが難しいとされ、手術になることが多く、保存療法の場合は後に変形を残して後遺症につながる割合も多いですが最近は手術治療の技術が高まり、手術後に変形を残さないような工夫もなされて成績も向上しています。
橈骨遠位端骨折は、ギプス固定除去後や手術後にリハビリが必要になります。一定の固定期間の後には関節が固まってしまうからです。整骨院ではそのようなリハビリを受けることができます。当院には大阪の平野区を中心に各地から来院されています。
自然経過
小学校入学前の子供の場合は骨も柔らかく若木骨折と呼ばれる橈骨遠位端骨折の形態をとることが多いようです。あたかも柔らかい若木がしなったような状態です。
子供の場合、骨折による変形を自分で治す能力(リモデリング)が高いために、若木骨折の場合は軽い固定を2~3週間程度行なう事で良くなり、リハビリ期間も短く整骨院でも十分に治すことができます。
完全骨折の場合手関節の固定が必要になりますが、固定の期間は骨のずれの程度とも関係します。概ね3~4週間というところです。
高齢者の場合は固定期間が延びて4~6週間程度となります。固定の範囲は指の第3関節から時には肘関節の上までになることもあります。
その後は固定によって動かなくなった手関節や指の動きを元通りに動かすリハビリが必要になります。
子供の場合、リハビリなしでも改善することが多いですが、高齢者の場合は関節の拘縮も強く、筋肉も痩せてしまいますし、痛みも残りやすいのでしっかりとリハビリを行う必要があるでしょう。
当院でのリハビリ(整形外科でよくならない患者さんへ)
当院では、受傷間もない橈骨遠位端骨折を応急処置として治療させてもらいますが、レントゲン検査が必要になりますので、提携先の医師の診察を必ず受けて頂きます。
しかし、当院で治療される多くの患者さんは、受傷間もない患者さんよりも整形外科や整骨院でリハビリを受けたけど良くならない、もっと良くなりたいと考える患者さんです。
また、整形外科のリハビリに不満を感じて当院の施術を受ける方も多いです。
患者さんが感じる整形外科への不満についてはこちらのブログをご参照ください。
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そのような患者さんが平野区を中心として大阪各地から来院されています。
小川鍼灸整骨院で具体的に行なう事は主に、
①関節の動きを元に戻して
②筋力を元に戻し、
③感覚を元に戻し、
④現状を理解して不安をなくし、
⑤日常生活で使っていくこと
です。
より詳しくはこちらのブログをご参照ください。
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どうしても痛みが軽減しない場合には鍼治療も行っています。
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遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で、どこで治療を受けても良くならない 橈骨遠位端骨折後の痛みにお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を橈骨遠位端骨折のリハビリに応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある南巽・加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
参考文献
織田 崇,山中 佑香,他):骨粗鬆症と橈骨遠位端骨折.The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine,56 巻 5 号 p. 376-380,2019.