肩こりの原因を知りたい人へ【治し方 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

治らない肩こり

多くの方が悩んでいる肩こりがなくならない理由は複数の原因が絡み合うことと、その原因には姿勢や気分など自分で意識しにくい問題も含まれるからです。だから原因は個人的なものになります。そこに気付けるかが対処法の鍵になります。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。今回は5つの肩こりの種類・(原因)について解説します。

 

肩こりの種類(原因)によっては有効な対策が変わってきます。ご自身がどの種類(原因)の肩こりなのかを考えて有効な対処法(治し方)をとりましょう。

 

当院では肩こりの種類(原因)をしっかりと見極めて施術を行っています。

 

内容は以下の通りです。

・肩こりとは

・①骨や関節、軟骨の原因

・②筋肉の原因

・③姿勢との関係

・④日常生活との関係

・⑤精神的な問題との関係

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

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無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

肩こりとは

 

 

日本整形外科学会では肩こり症状について

 

「首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがある」。

 

と説明しています。

 

このブログではより詳細に、肩こりについて5つに分けて解説します。

 

注意したいのは、これらは単独で起こるのではなく、組み合わさって起こることです。

 

①骨や関節、軟骨の原因

 

 

頚椎(首の骨)の椎間板は加齢によって変性してきます。椎間板の表面には神経が走っており、変性した椎間板には亀裂が入ってきますが、その亀裂部分には血管と共に神経が伸びていきます。

 

この神経が痛みを感じ取るとのことです。

 

さらに、椎間板が変性すると、その両脇にある椎間関節に負担がかかります。椎間関節の軟骨も加齢と共に変性していきますが、変性により神経が刺激されて痛みを感じます。

 

これらの関節の痛みは筋肉を緊張させて筋肉の痛みを引き起こします。

 

②筋肉の原因

 

 

筋肉が過度に収縮すると、血流が悪くなります。筋肉も生きていますので収縮のための酸素とエネルギーが必要ですし、また、酸素とエネルギーを使って収縮を行なった後には乳酸や二酸化炭素などの老廃物を生み出します。

 

この活動には酸素やエネルギー、老廃物を運搬する血液が必要になりますが、筋肉が過度に収縮してしまうとこれらを運搬することはできなくなります。そして血流が滞ると痛みがうまれるのです。

 

③姿勢との関係

 

 

姿勢が悪い場合は筋肉を過度に緊張させます。私たちの骨格はできるだけ少ない筋力で身体を縦に支えることが出来るようになっています。

 

つまり、重心を真ん中に上手く保つことができるようになっているのです。しかし、重心が傾くとその傾いた重心を支えるための筋肉の収縮が必要になります。この筋肉の収縮が痛み(肩こり)を引き起こします。

 

④日常生活性との関係

 

 

日常生活習慣は姿勢や筋肉、精神的素因などと関係します。例えば睡眠不足は自律神経のバランスを乱して、筋肉を過度に緊張させることがありますし、精神的にも疲れやすくなるでしょう。

 

長時間の事務仕事は姿勢を悪くすることも考えられますし、そうなると肩周りの筋肉も緊張します(肩こりのこと)。

 

また運動不足は筋力低下をまねき、姿勢を支える筋肉の負担が大きくなって疲れやすくなってしまいます(これも肩こりです)。

 

食事のバランスも重要です。タンパク質の少ない食事や過度のダイエットでは筋肉が低下してしまいます。

 

⑤精神的な問題との関係

 

 

精神的な素因は意識されにくいですが、上記のすべての種類の肩こりにつきまといます。

 

なぜなら、肩こり感覚は脳で感じるものだからです。性格的な特徴や過去の経験などによって肩まわりの感覚が過敏になる場合もよくあります。

(詳しくはこちらのブログをご参照ください)

 

過去に急性の頚部痛(ぎっくり頚?)などを経験したことのある人は特に頚・肩周りの症状に敏感です。このような人の痛みに対する思考を恐怖回避思考とか、破局的思考などと呼びます

 

ストレスも典型的な精神的素因です。

 

当院での施術

 

当院ではまず患者さんの肩こりが、どの程度の割合で上記の種類(原因)を含むのかをしっかりとチェックします。基本は医学的な診立てからです。

 

 

①骨や関節、軟骨に原因があると考えられる肩こりでは重症の場合があります。例えば頚椎椎間板ヘルニアのあるタイプのものは手術が必要になることもあります。

 

このような、鍼灸整骨院では治すことのできない肩こりをしっかりと見極めて必要であれば医療機関を紹介します。しかし、多くの場合は骨や関節、軟骨に原因がありながらも対処可能なものが多いのです。

 

②筋肉に原因があると考えられる肩こりに対しては筋膜リリースをしっかりと行ないます。癒着している筋膜をはがし、患部の血流を改善させることで症状がうんと楽になります。

 

筋膜リリースで改善した肩こりの事例は下の画像を

クリックしてください。

↓↓↓

 

 

また鍼治療も患部の血流を改善させて筋肉に必要な物質を運び、老廃物を流してくれます。

 

鍼施術で改善した肩こりの事例は下の画像を

クリックしてください。

↓↓↓

 

③姿勢のチェックも必要です。姿勢が悪く、重心が真ん中にとれていないことで疲れやすく、痛みを感じやすい身体になります。まず重心がどうであるのかをチェックしましょう。

 

姿勢の歪みは「ねじれ」をみるとよくわかります。

 

そして必要であれば筋膜リリースと整体を行ない、重心を望ましい方向に移動させるようにします。特に筋膜のひきつれがある場合には姿勢の異常につながることがあります。筋膜を緩めてストレッチや整体を行なう事で重心を元に戻す意識がうまれます。

 

 

④日常生活で何が肩こりの原因になっているのかを考える事も重要です。

 

患者さんとの何気ない会話の中で患者さんの肩こりとつながる生活背景を知り、そこから必要があれば生活指導も行います。より健康になるためのご提案は何気ない会話からうまれます。

 

画像は何気ない会話ではありませんが(汗)

 

このような関わりを私たちは「認知行動療法的なかかわり」と呼んでいます。

 

⑤精神的素因については、ほとんどの患者さんがこの要素をもっています。

 

なぜなら肩こりは脳で感じるからです。ストレスや憂鬱な気分は痛みの沸点を低くしてしまいます。

 

つまり痛みや肩こり感覚に敏感になってしまうのです。

 

想像してみてください。ストレスや疲れと共に肩こりがやってくることはよくありますし、楽しい時間に肩こりで苦しむことはそうありませんね。

 

 

しかし、このことを意識出来ている人は少ないです。このことに気付くことができると、肩こりを自覚しなくなります。つまり、肩こりを自分でコントロールできるようになります。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

↓↓↓

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

おわりに

 

https://g.co/kgs/hzsd8b

 

大阪市の平野区生野区界隈で肩こりにお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法の理論を応用して施術します。対象となるのは、どこに行っても良くならない痛みをもつ患者さんです。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

 

参考文献

 

日本整形外科学会 整形外科/運動器 症状・病気を調べる「肩こり」

 

森本昌宏:〈総説〉肩こりの臨床--適切な診断と治療のために.近畿大学医学雑誌,第35巻3,4号pp151-156 , 2010.

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小川 貴司(おがわ たかし)

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