はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回のブログは足関節捻挫の経験があり、その後にも痛みを感じる人に向けての内容です。
足関節捻挫は痛いながらもそれなりに足を使うことができるケガであることから、十分に治療されないことが多いです。
その結果、足関節が不安定になってしまい、後の痛み(後遺症)を残す患者さんをよく見ます。
今回は、
「十分に治療されず痛みを残した足関節捻挫がその後の人生にどのような影響をあたえるのか?」
について解説している論文を紹介します。
そして当院の考え方を紹介させてもらいます。
内容は以下の通りです。
・論文の内容
・当院の見解
・おわりに
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
論文の内容
この論文を通して筆者は、
「足関節捻挫は人々の生命と健康に重大な脅威をおよぼしかねない傷害にもかかわらず、特にスポーツ現場において「たかが足クビの捻挫」と軽視され適切な治療や予防を怠る傾向にある」ことを強調しています。
そして足関節捻挫を放置するとによって引き起こされる社会的・経済学的損失については、以下のようなことが説明されています。
・足関節捻挫が及ぼす社会的損失についての米国では、足関節捻挫での治療費用や再発時の治療費、後遺症の治療費が増えている
・足関節捻挫の後遺症として、前方インピンジメント症候群、足根洞症候群 慢性足関節不安定症、外傷性足・膝関節変形性関節症(Post-Traumatic Osteoarthritis;PTOA)などがあり、生活の質を低下させる。
・後遺症としては、患者の活動性はさがり、老後の生活の質を低下させることもある
また、足関節捻挫が人々の健康に及ぼす影響については、
・スポーツ選手が足関節捻挫に陥った後には、再発率が高く、慢性的な足首の不安定感(CAI;Chronic Ankle Instability)になってしまう確率は25%という報告がある。
・負傷後7年経過時点で72%の人が後遺症によってスポーツを続けることが出来なくなったという報告がある。
・若年期に足関節捻挫を受傷したことがある高齢者では、下肢のバランス能力が低下しているという報告もあるという。
・足関節障害を経験したことがある者はない者と比べてBMIの数値が高く、心血管疾患または呼吸器疾患の有病率が優位に高く、ここでいう足関節障害の中に足関節捻挫が含まれている可能性が高い。
当院の見解
確かに当院でも中年以降に足首の異常や不安定を訴えて施術を求める患者さんは多いです。
そのような患者さんの中には過去に足関節捻挫を何回も繰り返した経験を持っており、
「捻りくせがついている」とか
「足首をぐねりやすい」とか、
「足首がたよりない」という表現をされます。
今回取り上げた論文では、
このような状態を放置すると、
足関節の変形が進み、
最終的には変形性足関節症となり、
高齢期に入るとバランス能力が低下して、
寝たきりの入り口である骨折や、歩けないことから不活動になって生活習慣病につながる
ということが説明されています。
このようなことは、できるだけ未然に予防したいですし、しなければなりません。
では当院ではどうしているのか?について説明する必要がありますね。
当院では急性期の足関節捻挫の患者さんに対してまずは適切に状態を把握するようにしています。
骨折が疑われる場合には連携する医師を紹介してレントゲン検査を行ないます。
そして、患部の圧迫と固定をしっかりと行い、足関節捻挫の後遺症を未然に防ぐように努力します。
また、不幸にも足関節捻挫を繰り返す反復性足関節捻挫の患者さんに対しては、痛みの治療をまず行ない、その後に運動指導を行ないます。
運動は、足関節の不安定を改善させるための片足立ちトレーニングやチューブで足回りの筋肉を鍛える方法、小さな反復横跳びを一緒に行なって筋肉の反応速度を速くする方法などを取り入れています。
このようにして当院では、患者さんの足関節捻挫を後遺症が残らないように治療しています。
これまでの足関節捻挫に関するブログもご参照ください。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
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遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
おわりに
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、足首の痛みや足関節捻挫の後遺症 にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
参考文献
寺田 昌史:足関節内反捻挫が生命と健康に及ぼす長期的な影響.日本アスレティックトレーニング学会誌,第3巻,第2号,pp99-106,2018.