はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
頚椎症性脊髄症と診断されてお困りの方に向けて今回は「頚椎症性脊髄症」について当院の施術の方法を説明いたします。
定期的な医師の診察を受けながら当院で治療を受けることができますので、お困りの方はどうぞご相談ください。手術後の痛みにも施術しております。
内容は以下の通りです。
・頚椎症性脊髄症とは
・症状
・自然経過
・当院での施術
・おわりに
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
頚椎症性脊髄症とは
頚椎は7つの骨(椎骨)からなりますが、加齢に伴う変形により、脊髄を通す「脊柱管」という部分が狭くなってきます。
頚椎を上から見た模型です。
ただ、脊柱管が狭くなると必ず発症するのかというとそうではなさそうです。変形は年齢とともに必ずおこるのですが、頚椎症性脊髄症になる人は先天的に脊柱管が狭く、そこに変形が加わって脊髄が圧迫されることになります。
脊髄の圧迫は、手のしびれや麻痺、ふらつきなどの神経的な不具合を引き起こします。
症状
足元がふらつくなどの症状の原因が最初に現れることが多いです。その他、両手のしびれ、服のボタンをしめることや食事の際にはしを使うことなどの細かい動作が出来なくなります。
首の痛みはそれほど感じないという人が多いのですが、もともと肩こりを感じていたりすることはよくあることです。症状が進行すると、両足・両手のしびれ、排便排尿障害も現れます。
自然経過
上肢の症状しかでていない場合は、自然経過は良好です。おおよそ半数近くの人の症状が進行しないという報告があります。
しかし、足元がふらつくような症状が出てきたら症状が急激に進行することもあります。そうなれば早い目の手術が必要になります。
当院での施術
頚椎症性脊髄症に対して当院では、それに付随する症状を軽減するように治療を行ないます。首や背中の痛みだるさに対してはその部位の筋膜の滑動性を高めるための筋膜リリースを行ないます。
また、はり治療も痛みを軽減させるためには有効です。首に対する整体は一切行ないません。可動域いっぱいに首を動かすことで、脊髄に刺激を与えてしまう可能性があるからです。
頚椎症性脊髄症の治療で重要なのは、この疾患を詳しく理解しておくことと、下肢への症状が現れた時にすぐに手術療法を考慮することです。当院では治療前には必ず提携先の脳神経外科医の診察を受けて頂くようにしています。
頚椎症性脊髄症は進行すれば必ず手術が必要になる疾患ですので、治療の際にはこの疾患について深く理解することが重要です。
小川鍼灸整骨院では整形外科勤務経験をもつ院長が、軽度の頚椎症性脊髄症に対してしっかりと管理をさせて頂きます。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で、背骨の変形・手のしびれにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
参考文献
市原和彦(他):頚髄症の自然経過と中心性頚髄損傷の発症メカニズムの解明.脊椎外科Vol.26,No.1, pp98-100,2012.