はりで改善したぎっくり腰の例【平野区 生野区 南巽 腰痛 はり 筋膜リリース】

ぎっくり腰のイメージ

Lさんは人生2回目のぎっくり腰でしたが治りやすい腰痛でした。治りやすい腰痛とは?ブログで解説しています。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

ぎっくり腰でお困りの方は本当に多いです。

 

一度あの痛みを経験すると、もう二度と同じ痛みは経験したくないと考えて、なんとか予防したい、治療したいという気持ちになり、

 

情報を集める方も多いです。

 

もしかしたらあなたもそうでしょうか?

 

もしそうなら、今回のブログは役立つかもしれません。

 

今回は、3回のはりで改善したぎっくり腰患者さん(ペインスケールは10→3)について報告させて頂きます。

 

ぎっくり腰のはり ペインスケール

10の痛みが椎間関節をねらった鍼通電療法によって3までさがりました。

 

また当院では、

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無料相談を受け付けています。

 

お困りの方は気軽にご相談ください。

 

ブログの内容は下の通りです。

 

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか

・おわりに

・参考文献

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにあるはり整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

患者さんについて

 

Lさん:50歳男性、介護施設職員

主訴:腰痛(特に動き始めの痛み)

 

 

Lさんの人生初めての腰痛は30年前のぎっくり後でその当時は1週間ですぐに治ったそうです。その後、腰痛はなかったのですが、来院の2日前の午前中に、仕事で利用者を車いすからベッドへ移乗させようとした際にズキッと痛みを感じました。

 

腰痛は軽くなることなく、これはマズいと考え仕事を休んで来院されました。

 

安静時痛の腰痛はあまり強くないとのことです。しかし、動き始めの痛みが強く、この痛みが最も辛いと話していました。

 

痛みの出る運動の方向は、曲げたり伸ばすと痛みが強く出ます。

 

押さえて痛みの出る場所は3番目、4番目、5番目の腰骨(腰椎)の辺りです。

 

腰痛には「恐怖回避思考」や「破局的思考」といわれるような、痛みに対して心理的に過剰に反応する方が一定数存在することが報告されていますが、Lさんに関してはそんなことはなさそうです。

 

あと重要なことですが、下肢のしびれや痛みはありませんでした。

 

施術と結果

 

ぎっくり腰のはり施術

椎間関節をねらって鍼を行っています。

 

はり施術を2回+筋膜リリース1回 3日間

+コルセットの装着

 

施術メニューはこちら↓↓↓

http://www.korikori.com/menu/

 

 

1日目で腰痛は10→5へ、そして翌日には5→3になりました。

 

当初、治療は2回で終了と計画していたのですが、もう1日休みを取ることが許されたのではりをお願いされました。

 

この時点で腰痛はかなり軽減していたので、3回目の施術は全身の筋膜を調整する筋膜リリースを行ないました。

 

施術後の腰痛がかなり軽減していましたので治療を終了しました。

 

Lさんも非常に満足してくださいました。

 

なぜよくなったのか

 

ポイントは3つです。

 

はりが効きやすい腰痛であったということと、

②コルセットが効果的であったということ、

③初めての腰痛から経過が長くなかったということです。

 

 

はりが効きやすい腰痛であった

①レントゲン検査で確認をしていませんが、Lさんは50歳ということで、Lさんの腰骨は加齢による変性(老化)があるのだと思われます。

 

今回、ぎっくり腰(前触れなく突然やってくる、立てなくなるほどの強い腰痛)の基盤には老化があると解釈しました。

 

椎間板や椎間関節の痛みに対しては脊椎神経部分に低周波はり治療を行うことが効果的とされています。

 

この部分のはりは直接的に患部を刺激することができるので、痛みを小さく感じさせる効果が得られやすいのです。

 

またLさんさんの腰痛は下肢の症状がないのですが、下肢へつながる神経の刺激がないということは、関節と筋肉部分の痛みだけですのではりは効きやすいのです。

 

②コルセットが効果的であった

Lさんはコルセットも希望されたので出しました。コルセットがなぜ効果的なのか、科学的な詳細はまだ分らないとのことですが、私は、おなかの圧を高めることで、腰椎が固定されると解釈しています。

 

今回のLさんの治療でも、前、後と、椎間板と椎間関節にかかる重力が重心から離れることによって神経が刺激を受けて痛みを感じていると考えられますが、コルセットで動きを小さくすることで重心が保たれて痛みを感じにくくしてくれています。

 

③初めての腰痛から経過が長くなかった

Lさんの人生初めての腰痛は30年前のぎっくり腰であり、その後は今回まで腰痛ぎっくり腰はありませんでした。

 

50歳にして腰痛の経験が少ないということは、腰痛に対して主観的に深く考える期間が少なかったということになり、自分なりの腰痛観が出来上がっていません。

 

こうなると、治療者である私の声は届きやすいのです。

 

慢性腰痛患者さんの治療で難しいのは、患者さんの腰痛観を理解しながら治療を進める事なのですが、この作業は患者さんの人生の一部に触れる事になり時にはこの作業がうまく行かず治療に失敗してしまうこともあるぐらいです。

 

今回はこの作業がほぼなかったためにスムースに治療が運んだと思われます。

 

ですので認知行動療法的なかかわりは最小限でした。

 

遠方で来院できない方には、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

↓↓↓

カウンセリング

当院では、ZOOMを用いたリモートカウンセリングも行っています。

 

 おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈でぎっくり腰でお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。はり筋膜リリース・整体などでみなさまの痛みを施術します。

 

小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区生野区の境目にある南巽・加美北地区、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。

 

当院へは平野区生野区以外にも、東住吉区や東成区、八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などからも患者さんが来院されています。

 

内容につきましては、お話しの基本的な構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを個人が特定できないように加工しています。

 

参考文献

 

徳竹 忠司:鍼通電療法- 筋パルス・椎間関節部パルスの応用 -.日本東洋医学系物理療法学会誌, 43 巻 2 号 p. 27-35,2018 .

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小川 貴司(おがわ たかし)

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