歯ぎしりについて【平野区 生野区 南巽 整体 筋膜リリース 認知行動療法 整骨院】

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

今回は、患者さんから頂きました質問「歯ぎしりとストレスは関係するの?」という質問を発端に、歯ぎしりについて参考文献を用いて深掘りしていきたいと思います。

 

ブログの内容は

 

・歯ぎしりの基本

・歯ぎしりと睡眠

・歯ぎしりの原因

・当院にできること

・おわりに

・参考文献

 

です。

 

また当院では、

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無料相談を受け付けています。

 

でお困りの方は気軽にご相談ください。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

歯ぎしりの基本

 

 

参考にした論文は20年前のものですが、基本的なことは大きく変化していないと思います。

 

まず、歯ぎしりは人口の6~20%、研究者によっては80%とも報告されるそうです。

 

また歯ぎしりの強い力は歯や歯周組織、歯列にダメージを与えるとのことでした。

 

睡眠と歯ぎしり

 

歯ぎしりは睡眠中のいつでも起きるそうです。睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠がり、そして1~5の段階があります。

 

睡眠は1~4の段階でだんだんと深っていき、5期がレム睡眠という浅い睡眠です。

 

歯ぎしりが起こる頻度は第1、第2段階と5段階が高いそうです。

 

そして重要なことは、歯ぎしりの後、睡眠が深まることはまれであり、浅い方に移行していくということです。

 

 

 

また、レム期は大脳が活発になり全身は休んでいる時期ですが、

 

動物実験の結果では、レム期の歯ぎしりは全身の筋肉が緩んでいるが最中に一過性に強い咬筋の収縮が見られるということになります。

 

このことは、休むべき筋肉が休めていないことも意味します。

 

顎関節症は関節や関節を動かす筋肉の異常ですので、

 

歯ぎしりと顎関節症は全く無関係ではないことがわかります。

 

 

 

歯ぎしりの原因

 

歯ぎしりの原因ははっきりしていないようでうすが、

 

もともと生理的に認められるものであり、何らかの原因で顎の筋肉の収縮が強く起こってしまい、その積み重ねで顎関節や歯の障害を引き起こすとされています。

 

また古くから歯ぎしりはストレスと関係するといわれますが、

 

情動と運動を司る扁桃核という部位には、その一部を刺激すると歯をかみしめる動きを起こすことが確認されており、

 

ストレスなどによる神経伝達物質の異常が歯ぎしりを誘発している可能性があるとされています。

 

当院の見解

 

当院には、歯ぎしりの治療を目的として来院される患者さんはほとんどいません。

 

でも、肩こりや頭痛、その他慢性的な痛みの治療のために来院される患者さんの多くが歯ぎしりに悩んでおられます。

 

また、歯ぎしりを訴える方は睡眠障害を訴える場合も多いですね。

 

 

歯ぎしりが原因で睡眠の質が低下しているのか、

 

それとも睡眠の質の低下が原因となって歯ぎしりが引き起こされるのか?

 

原因はまだはっきりしていませんが、とにかく睡眠の質を高める事が大切なのは間違いなさそうです。

 

歯ぎしりでお困りの患者さんに対して当院では、痛みの治療を入り口として睡眠の質の向上を目指します。

 

例えば、痛みと共に歯ぎしりや睡眠障害を訴える方の多くはストレスを抱え、自律神経のバランスも乱れておられます。

 

このような患者さんに対しては筋膜リリース整体を行ない、まずは身体の痛みを小さくするように努めています

 

筋膜リリース整体を行ない、痛みが小さくなってから歯ぎしりが気にならなくなった患者さんもいらっしゃいます。

 

 

またはり治療は身体に対する刺激量や施術の肢位で自律神経のバランスを整えることができます。

 

はり治療によって自律神経のバランスが整い、結果として睡眠の質が上がることは十分に考えられますし、そのように話す患者さんもいらっしゃいます。

 

 

当院が得意とする認知行動療法的なかかわりもまた、ストレスを小さくすることができます。

 

認知行動療法的なかかわりは、筋膜リリース整体、はり治療の過程の中で行なわれるものです。

 

これまで「自分のストレスが具体的によく分らない」とおっしゃる患者さんが治療の中で自分のストレスに気付き、その対処の方法にたどり着くことがよくあります。

 

 

特に最近では、瞑想を用いて、ご自身のストレスと心の反応に気付いたり、睡眠の質を高めたりすることも指導させて頂いております。

 

マインドワンダリング・マインドフルネス瞑想について

 

当院の施術では、上記のような患者さんとの関わりの中で、患者さんの歯ぎしりが改善していく場合が多く見られます。

 

遠方で来院できない方には、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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カウンセリング

当院では、ZOOMを用いたリモートカウンセリングも行っています。

 

おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽周辺で歯ぎしりとその他の痛みでお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。

 

小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目、加美北地区、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。

 

はり・筋膜リリース整体や、認知行動療法なかかわりを用いてみなさまの痛みを施術します。

 

当院へは平野区生野区以外にも、東住吉区や東成区、八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などからも患者さんが来院されています。

 

参考文献

 

山田好秋:ブラキシズムの生理学的背景.日本顎口腔機能学会雑誌,6 巻 2 号 p. 123-126,2000

 

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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