肩こりってストレスと関係する?【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

肩こりのイメージ

肩こりとストレス、なんとなく関連がありそうでうが具体的にはよくわかりませんよね。この関連を理解できると肩こりを根本的に解消できます。以下では肩こりとストレス、その対処法をやさしく解説しました。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

肩こりは元気で気分が良いときには肩こりはあまり感じませんが、疲れたときや気分が下がっている時に肩こりは感じやすいのではないでしょうか?

 

このことについて、みなさんは経験的に理解されてると思います。

 

しかし、肩こりにお悩みの方々は硬くなって痛みを感じる筋肉には治療をしても、肩こりとストレスの関係についてはあまり考えないようです。

 

ストレスに上手く対処できれば、肩こりも軽減できますよ。

 

今回は、肩こりに関係するストレスとその解消方法について解説します。

 

 

内容は以下の通りです。

 

・肩こりが起きやすい場所

・肩こりを感じやすい人の特徴

・肩こり解消の方法

・当院での施術

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

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無料相談を受け付けています。

 

でお困りの方は気軽にご相談ください。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

肩こりが起きやすい場所

 

肩こりが起きやすい部位は首、そして肩の上、そして、肩甲骨の間です。

 

 

この部分は、僧帽筋と呼ばれる筋肉があります。この筋肉だけが肩こり感を引き起こしている訳ではないでしょうが、この部分の痛みが軽減されれば肩こり自体はずいぶんと楽になるでしょう。

 

僧帽筋のイメージ

図の左側の三角形の筋肉が僧帽筋です。

 

 

僧帽筋には

①肩甲骨を身体につなぎ止める働き

②首を支える働き

 

の2つの働きがあります。

 

だから、長時間同じ姿勢で手仕事を行うと、首や両腕を同じ位置で固定する必要があり、僧帽筋が疲れるのです。

 

動かさないので疲れないと思うかもしれないですが、筋肉は同じ姿勢でじっといると、血流が悪くなりすぐに疲れてしまいます。適度に動く方が疲れないのです。

 

上記のように、同じ姿勢を続けることで肩こりが起るのですが、ストレスとはどんな風に関係するのでしょうか?

 

肩こりを感じやすい人の特徴

 

私の経験でもそうですし、みなさんもなんとなく感じているでしょうが、肩こりはストレスを感じる時に感じるものです。

 

ストレスとは、いろいろあります。例えば、熱すぎる部屋とか寒すぎる部屋もストレスになります。また、本当はしたくないことをしなくてはいけない時なんかもストレスです。

 

こんなにわかりやすいのであればいいのですが、ストレスが厄介なのは、何がストレスとなっているのかわからないことですね。

 

一般的には自分が

 

「理想的にはこうあるべき」と思うことと、

「でも実際にしなくてはいけないこと」という現実には

 

ギャップがあります。このギャップが当たり前になってくると、本当は自分がどうしたいのかが見えなくなってくるのです。

 

つまり、ストレスを感じているのが当たり前になってしまいます。そのような人はよく

 

「生きていたらこれぐらいのストレスは当たり前でしょ」とか

「ストレスのない人なんでいないでしょ」と、

 

自分の生活がストレスありきとして、ある意味ストレスを受け入れています。

 

こうなると、ストレスに対する対策をとることも、注意を向けることもなくなるのです。

 

私の治療場面ではこのような状態で肩こりを感じている人と多く出会います。

 

実際に大学生を対象に、肩こりを感じる人と感じない人をいろいろ調査して比較したところ、

 

肩こりを感じる人は自覚ストレス度、不安度が高く、精神的な健康度が低いことがわかりました。

 

また、生活の質(QOL)も低い傾向にあることもわかったそうです。

 

また、陰性感情と痛みについて興味深い研究もあります。

 

悲しみや怒りなどの陰性感情の時に痛みを感じやすいという脳科学的研究結果もあります。

 

そして、これらの感情に気付くことで痛みを小さくすることができるのです。

 

このことは、ストレスと関係する感情の時に肩こりなどの痛みが感じやすいことを説明していると思います。

 

肩こり解消の方法

 

上記のように、肩こりには、身体的な要因とストレスなどの要因が関係しています。確かに、肩こりを感じる人は非常に多いですがすべての人が肩こりを感じる訳ではありません。

 

同じ環境で仕事をしている人の中に肩こりを感じやすい人と感じにくい人がいるとすれば、その差はどこにあるのでしょうか?

それは、ストレスを感じやすいか感じにくいのかが関係しているからと考えられます。

 

そこで、肩こりに対しては肩周りの筋肉をしっかりと動かして僧帽筋の血流を改善させることが重要ですが、

 

もう一方でご自身のストレスについて考え直す必要がありそうです。

 

自分のストレスは何か?

自分の不満は何か?

ストレスが理想と現実のギャップとだというならば、そもそも自分の理想とは何か?

 

などなど、自分自身がどうありたいのか、そのためにはどうするべきなのか?

 

そんなことに向き合うことも肩こり解消のためには必要なのかもしれませんね。

 

当院での施術

 

当院ではまず、肩こりを軽減するように努めます。筋肉の緊張が部分的に強い方や、全身的に強い方など、肩こりのタイプも様々です。

 

患者さんの全身状態や緊張の度合い、そして治療に対する好みなどを考えて施術方法を患者さんと一緒に考えます。

 

例えば全身的な筋肉の緊張があり、患者さん自身も身体全体が硬いと自覚してる場合には筋膜リリースと整体を行います。

 

身体の背面にある筋膜をゆるめて、さらに整体としてゆるめた筋膜を伸ばすようにしていきます。

 

それらの施術では日常に関する会話も行います。この会話の中で何がストレスになっているのかが見えてきたときには、一緒にその対処方法も考えましょう。

 

院長の小川は大学と大学院で心身医学や認知行動療法も学びました。それらの知識を元に、カウンセリングではないですが、カウンセリングと同じような効果が筋膜リリースや整体を受けながら得られるのです。

 

このような会話運びを私は「認知行動療法的なかかわり」と呼んでいます。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、どこに行ってもよくならない肩こりにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある南巽加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

松浦悠人 他):大学生における肩こりの心理・身体的特性について ─自覚的ストレス,STAI,SF-36,唾液コルチゾールによる検討─.

 

吉野敦雄他):第41回日本疼痛学会 公募シンポジウム1:陰性感情と痛み;基礎研究と臨床の融合(総説)陰性感情と痛みに関連した脳画像研究:基礎研究と臨床の融合.PAIN RESEARCH, 35 巻 1 号 p. 17-23,2020.

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小川 貴司(おがわ たかし)

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