腰部脊柱管狭窄症をわかりやすく解説【平野区 生野区 南巽 腰痛 小川鍼灸整骨院】

脊柱管狭窄症のイメージ

腰部脊柱管狭窄症と診断されて戸惑っている方は多いと思います。医師の説明もわからないこともあります。今回は脊柱管狭窄症についてわかりやすく解説しました。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

腰痛を感じてから、両側のお尻や太もも、ふくらはぎにまでつっぱりや痛み、しびれを感じる。

 

時には熱くなるような、そんなイヤな感じがある。

 

長い距離を歩いたり、立ち仕事が続くと太もも、ふくらはぎのしびれつっぱりが強くなり、休むと楽になる。

 

このような症状の方は腰部脊柱管狭窄症かもしれません。

 

腰部脊柱管狭窄症を整形外科で診断されて説明をうけたけれどもよくわからないという方も多いと思います。

 

今回のブログではその様な方のために、できるだけわかりやすく腰部脊柱管狭窄症について解説します。

 

内容は以下の通りです。

・腰部脊柱管狭窄症とは

・原因

・自然経過(どうなっていくの)

・当院にできること

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

メールお電話

無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

腰部脊柱管狭窄症とは

 

 

腰部脊柱管狭窄症とは腰椎の脊柱管という、馬尾神経が通る穴が狭くなることで出てくる腰痛と下肢のしびれのことです。

 

専門的には以下の条件を満たせば腰部脊柱管狭窄症と判断されます。

 

1)おしりから太もも、ふくらはぎに痛みやしびれを感じる

 

2)おしりから太もも、ふくらはぎの痛みやしびれは長時間の立位や長距離の歩行によって現れ、前屈みの姿勢や座ることで楽になる

 

3)歩いても腰だけに痛みが出る場合には腰部脊柱管狭窄症とはしない

 

4)MRIやレントゲン画像で腰部脊柱管狭窄症が明らかにわかり、その症状と画像が理論的に一致する

 

 

あなたの症状は上の4つを満たすでしょうか?

 

4つめの条件は医師の診察が必要ですね。

 

原因

 

図の左側は、人の背中を後からみた骨格です。

 

楕円の写真は、骨の一部を取り除いたもので腰椎の脊柱管の中に神経(馬尾神経)が走っていることを表わしています。その下の図は、腰椎を上から覗いた図です。脊柱管の中に馬尾神経があります。

 

この脊柱管という、馬尾神経がおさまるスペースが狭くなることを腰部脊柱管狭窄症といいます。

 

 

上は腰部脊柱管狭窄症のMRIです。右上のMRIにある黄色い輪で囲まれた空間は狭くなった脊柱管です。

 

右下のMRIは、同じ人の腰骨ですが、椎間板ではない部位での輪切りです。脊柱管はそれほど狭くなっていません。

 

加齢によって腰椎(腰ぼね)が変形することで脊柱管が狭くなり、馬尾神経やそこから分かれる脊椎神経を圧迫して、神経の血流が悪くなり下肢のしびれや歩行困難などの症状が現われます。

 

腰椎の老化(変性)は誰にでも起こることですが、生まれつき脊柱管が狭い人に腰椎の変性が加わると発症すると言われています。

 

しかし、腰部脊柱管狭窄症の定義は専門家の間でも明確に定まっていないそうです。

 

以下のサイトをご参照ください。

腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021(改訂第2版)

 

自然経過(どうなっていくの?)

 

腰部柱管狭窄症の自然経過について、2011年のガイドラインには下の表のように記されています。

 

 

また、2021年のガイドラインでも、

 

「軽度から中等症例の10年以上の臨床経過は、50~60%の症例で満足いく結果が得られたが、手術適応となる重度の症例は除外されているため、重度の症例の自然経過についての結論を導き出すことができない」

 

とあります。

 

つまり、中等度までの腰部脊柱管狭窄症患者さんの半分ぐらいは何もしなくても良くなって行く可能性が高いということなんですね。

 

しかし、私が治療現場で多くの患者さんから聞かれるのは、

 

「それでもやっぱり心配なんです」

 

という声です。

 

当院にできること

 

当院では、医師の説明を受けたけれどもそれでも良くならない、もっと良くなりたい、という患者さんに対して筋膜リリース・マッサージ・鍼・整体などの施術を行っています。

 

そしてそれらの施術の中で、患者さんご自身が納得できて安心できるようにるように説明を行います。

 

必要であれば医師を紹介して検査をお勧めしています。

 

具体的な施術の方法については以下のページをご参照ください。

腰部脊柱管狭窄症の改善例【平野区 生野区 南巽 整骨院 筋膜リリース】

 

腰部脊柱管狭窄症の改善例② 【平野区 生野区 南巽 整体 小川鍼灸整骨院】

 

腰部脊柱管狭窄症の鍼について【大阪 平野区 生野区 腰痛 しびれ 整骨院】

 

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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オープンチャットでもご相談頂けます。

おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、頑固な肩こりにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン 2011

 

腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021

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小川 貴司(おがわ たかし)

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