(2026年7月25日更新)
この記事の執筆・監修 ポリシー
小川貴司
柔道整復師 / 鍼灸師 / あんまマッサージ指圧師
医療人類学修士(身体症状と心理社会要因の研究)
臨床経験30年以上
症例数15,000件以上
所属学会
・全日本鍼灸学会
・日本統合医療学会
・日本心身医学会
・日本認知行動療法学会
医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施
情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠
はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
「顎関節症は整体で改善するのでしょうか?」
このようなご相談を当院ではよくいただきます。
顎関節症は、マウスピースや歯科治療で改善する方もいれば、首や肩の筋肉の緊張、姿勢、身体の使い方などが関係している方もいます。
そのため、すべての方に同じ治療が有効とは限りません。
今回は、10年以上続いた顎関節症と身体の歪みに悩んでいた患者さんが改善した症例をご紹介します。
この症例は、2018年に第61回日本心身医学会近畿地方会で発表したもので、施術終了後には患者さんご本人へのインタビューも行いました。
そのため、
「何が改善につながったのか」
を患者さん自身の言葉と、治療者としての考察の両面からご紹介します。
顎関節症がなかなか改善せずお悩みの方の参考になれば幸いです。
内容は以下の通りです
・顎関節症は整体で改善することがありますか?
・10年以上続いた顎関節症と身体の歪みに悩んでいたZさん
・施術と結果
・インタビューから見えてきた改善のきっかけ
① Zさんが抱えていたストレスとは?
②顎関節症はどのように始まったのか
③整体やカウンセリングを受けて感じたこと
④治療を受けて何が変わった?
⑤「もう大丈夫?」という質問への答え
・なぜ改善したのか―この症例から考えられること
・まとめ(おわりに)
・FAQ(よくある質問)
・参考文献
予約や症状についてのご相談、お問い合わせは以下のボタンからどうぞ
ご相談前にご確認ください
当院では
- 来院施術
- Zoomカウンセリング
- 提携治療院紹介
を行っています。
申し訳ありませんが、電話による長時間の無料相談は行っておりません。まずは現在の状況をお聞かせください。
大阪以外の方からもご相談をいただいています
- ZOOMによるカウンセリング対応
- お近くの提携治療院を紹介することができます。
来院が難しい方もご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
https://maps.app.goo.gl/9KUCcN8otrGgGbin6
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。
あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
顎関節症は整体で改善することがありますか?
「整体で顎関節症は改善しますか?」
これは当院でもよくいただく質問です。
結論から言うと、改善する方もいれば、改善しない方もいます。
なぜなら、顎関節症は一つの病気ではなく、原因や症状が人によって大きく異なるからです。
例えば、
顎関節そのものに問題がある場合
食いしばりや歯ぎしりの影響が強い場合
首や肩の筋肉の緊張が関係している場合
姿勢や日常生活の癖が影響している場合
など、さまざまな要因が関係しています。
そのため、歯科でのマウスピース治療が適している方もいれば、身体全体の状態を評価しながら施術を行うことで改善につながる方もいます。
実際にこの記事でご紹介している患者さんも、顎だけではなく、首や肩の筋肉の状態や姿勢、身体の使い方を確認しながら施術を行った結果、10年間続いていた症状が改善しました。
もちろん、すべての顎関節症が整体の対象になるわけではありません。
例えば、
外傷による顎関節症
口がほとんど開かない場合
強い炎症や感染が疑われる場合
などでは、歯科や口腔外科での診察・検査が優先されます。
一方で、検査では大きな異常が見つからないにもかかわらず、筋肉の緊張や姿勢、身体の使い方が症状に関係している方では、身体全体を評価しながら施術を行うことで改善するケースがあります。
私は、歯科と整体はどちらが優れているという関係ではなく、それぞれ専門とする領域が異なると考えています。
歯科には歯科の専門性があり、整体には身体全体の動きや筋肉・関節を評価する専門性があります。
大切なのは、どちらか一方を選ぶことではなく、その方の状態に合わせて必要な専門家の力を活用することです。
そのため当院でも、歯科での治療が必要と判断した場合には受診をお勧めしていますし、歯科治療を受けながら身体全体へのアプローチを併用することで改善につながるケースも少なくありません。
10年以上続いた顎関節症と身体の歪みに悩んでいたZさん
Zさんは26歳の男性で、専門学校の教員をされていました。
当院へ来院された理由は、次の3つの症状でした。
・10年以上続く両側の顎関節の痛み
・首や肩の痛み、頭痛、不眠(2~3か月前から出現)
・身体が歪んでいるように感じることへの強い不安
特に印象的だったのは、
「感覚的に身体が右へ傾いている」
という訴えでした。
実際に身体が傾いているかどうかよりも、
「傾いていることが気になって仕方がない」
ということ自体が大きな苦痛になっていました。
また、
「首だけ治療しても意味がない気がする」
「何か根本的に解決できる方法はないだろうか」
という思いも強く持っておられました。
さらに、10年以上続く顎関節症のために複数の歯科医院を受診し、高額なマウスピースも試されていましたが、十分な改善は得られず、治療方針や説明の違いに戸惑うことも多かったそうです。
その経験から、医療者に対して不信感を抱くようになっていました。
診察を進める中で、高校時代から続く学業への葛藤や家族との関係など、身体症状だけでは説明できない背景についても少しずつ話してくださいました。
大学進学後も、
「自分は何のために学ぶのか」
という問いを持ち続け、多くの本を読み、自分自身の生き方を模索されていました。
このような背景を踏まえながら、身体だけではなく、考え方や生活背景も含めて治療を進めていくことになりました。
施術と結果
Zさんには約4か月間で10回の施術を行いました。
施術では、整体や筋膜リリースによって首や肩、顎周囲の筋肉の緊張を和らげ、身体全体の動きや姿勢の改善を目指しました。
しかし、それだけではありません。
施術を続ける中でZさんは、
「身体の歪みが気になって仕方がない」
「首だけ治療しても意味がない気がする」
と何度も話されました。
私は、この言葉が症状を理解する上で重要だと感じました。
そこで7回目と10回目の施術後にカウンセリングを行い、身体の状態だけではなく、Zさんが「歪み」をどのように受け止めているのかについて、一緒に整理していきました。
その中でお伝えしたのは、
「身体の歪みを気にし続けること自体が、症状を長引かせている可能性があります。」
という考え方です。
もちろん、
「歪みは気にしなくていい」
という意味ではありません。
身体の状態を整えることは大切です。
しかし、それと同じくらい、
歪みに意識が向き続けてしまう状態から少し離れることも、症状の改善には重要だと考えました。
施術を続けた結果、
首や肩の痛み
頭痛
睡眠障害
は大きく改善しました。
また、10年以上悩んでいた顎関節症についても、
「身体の歪みをどうにかしなければならない」
という考え方に変化がみられるようになりました。
その後、Zさんは、
「高額なマウスピースを作ったこともあったが、今回の治療には納得できた。」
と話してくださいました。
そこで私は、
「何が改善につながったのか」
をより詳しく知るために、Zさんへインタビューをお願いしました。
その内容をご紹介します。
インタビューから見えてきた改善のきっかけ
施術終了後、「なぜ症状が改善したのか」をより深く理解するため、Zさんにインタビューを行いました。
そこで見えてきたのは、身体の変化だけではなく、症状との向き合い方や考え方にも大きな変化が生まれていたことです。
以下は、その内容をご紹介します。
① Zさんが抱えていたストレスとは?
高校時代、高学歴を得るための受験勉強に強い違和感を抱いたZさんは、周囲の期待に応えることを求められる環境そのものが大きなストレスだったと話してくださいました。
その思いを、後日メールで次のように綴ってくださいました。
「高校生になり、ぼくは受験勉強のために勉強することをやめ、我流で勉強するようになりました。この結果、ぼくは『正統的な知性』をうしなってしまったと自己規定するようになりました。ストレスの原因とは、要は『ぼくの純真無垢なまなぶことへのよろこびをうばった親をふくむ周囲の身勝手な価値観のおしつけへの憤り』です。これによって、ぼくの可能性の芽はつまれたと、ながく不満をかかえていました。(いまもかかえているでしょう)。」
このストレスが直接顎関節症の原因だったと断定することはできません。
しかし、Zさんにとって長年抱え続けてきた大きな悩みであり、症状との関係を考える上で重要な背景だったと私は考えています。
② 顎関節症はどのように始まったのか
Zさんは、このようなストレスを抱えるようになった頃から、顎関節に違和感や痛みを感じ始めたと話されました。
その後、複数の歯科医院を受診しましたが、受ける説明や治療方針は医院によって異なり、前の歯科医院で作製したマウスピースを別の歯科医院で否定されることもあったそうです。
こうした経験を繰り返すうちに、医師や歯科医師に対する不信感が強くなっていきました。
また、その頃から頭痛や肩こりなどの不調も現れ、
「顎関節の歪みが身体全体の歪みを引き起こしているのではないか」
と考えるようになったそうです。
複数の医療機関で異なる説明を受けたことで、
「何を信じればよいのか分からない」
という不安が強くなり、それが身体への意識をさらに高めた可能性もあると考えています。
③ 整体やカウンセリングを受けて感じたこと
治療について率直な感想を伺うと、Zさんは次のように話してくださいました。
「正直、整体が効いたのかはよく分からない。」
「ただ、最初からカウンセリングを受けることには抵抗を感じたので、整体はカウンセリング前に信頼関係をつくる上ではよかった。」
「治療は最初の2ヵ月よりもメール交換に移ってからの方が効果的だったと思う。」
「メールは体に関係のない内容ばかり。でも、自分の顎と家族の関係など誰にも話せなかったことを聞いてもらえて、それで痛みがスーッとなくなった気がする。」
この言葉は、私にとっても非常に印象的でした。
施術そのものだけではなく、「安心して自分の気持ちを話せる関係」が、症状の改善にとって大きな意味を持っていたことが伝わってきます。
④ 治療を受けて何が変わったのか
治療を通して最も大きく変わったことについて、Zさんは次のように話してくださいました。
「姿勢のコントロールを先生に丸投げできるようになったから楽になった。でも考えることは好きなので止めたくない。ただ、考える内容が変わった。」
「これまでは姿勢のコントロールに注意を払っていたが、考えることをコントロールする作業に変わった。」
私自身も、この変化は非常に重要だったと考えています。
症状が改善したことだけではなく、症状との向き合い方そのものが変化したことが、回復につながる大きなきっかけになったように感じています。
⑤ 「もう大丈夫?」という質問への答え
最後に、
「もう大丈夫ですか?」
と尋ねたところ、Zさんは少し考えてから、こう答えてくださいました。
「いつでも(症状が)元に戻る自信はある。」
「自分のゴールは顎の問題を意識しなくなること。今体調が良いのは、顎の問題が自分の意識の周辺に追いやられているから。」
「この問題はいつでもまた中心に戻ってくると思う。それぐらい根が深いし、長い時間悩んできたから。この短期間で治るとはまだ思えない。」
この言葉からは、長年悩み続けた症状と向き合ってきたZさんの率直な思いが伝わってきます。
顎関節症では、症状が完全になくなることだけを目標にするのではなく、症状を必要以上に意識しない状態を目指すことも大切です。
Zさんの言葉は、そのことを私自身にも改めて考えさせてくれるものでした。
なぜ改善したのか―この症例から考えられること
この症例では、整体や筋膜リリースによる身体への施術だけではなく、カウンセリングを通して症状との向き合い方にも変化がみられました。
そのため、
「どの治療だけが効果をもたらしたのか」
を一つに限定することはできません。
私は、身体への施術と考え方へのアプローチ、その両方が重なったことが改善につながったのではないかと考えています。
施術を通して、首や肩、顎周囲の筋肉の緊張は徐々に改善し、身体の動きも良くなっていきました。
一方で、Zさん自身は、
「整体が効いたのかはよく分からない。」
と率直に話されています。
しかし、その後には、
「考える内容が変わった。」
「姿勢のコントロールを先生に丸投げできるようになった。」
とも話されています。
私は、この変化が非常に重要だったと考えています。
Zさんは長年、
「身体が歪んでいること」
そのものよりも、
「歪んでいるのではないか」という考えに強く注意を向け続けていました。
そして、その状態が続くことで、
顎や首・肩の筋肉の緊張を繰り返し意識するようになり、症状が長引いていた可能性があります。
もちろん、この症例だけで
ストレスが顎関節症の原因だった
と断定することはできません。
しかし、
身体症状だけでは説明できない背景にも目を向けることで、症状の改善につながる患者さんがいることは、日々の臨床でも少なくありませんし、
学術的にもストレスと顎関節症はなんらかの関係があると言われています。
これらのことから私は、
身体だけを治療しても十分ではない。
しかし同時に、
心だけを扱っても十分ではない。
と考えています。
身体の状態を整えながら、患者さん自身が症状との向き合い方を少しずつ変えていく。
その両方がそろって初めて、治療が完成すると考えています。
実際にZさんも、
最初はカウンセリングに抵抗を感じていたと話されていました。
これは、多くの患者さんに共通することです。
初めから
「心が原因です」
と言われても、受け入れることは難しいでしょう。
だから私は、まず身体への施術を行い、患者さんとの信頼関係を築くことを大切にしています。
その中で、ご本人が
「自分の考え方と症状には関係があるのかもしれない。」
と自然に気付けたとき、治療は大きく前進すると考えています。
今回の症例では、
整体や筋膜リリースによって身体の緊張を改善しながら、
症状に向けられていた意識や考え方にも変化が生まれました。
その結果、
「顎関節症を常に意識している状態」
から少しずつ離れることができ、日常生活の中で症状に振り回される時間も減っていったのではないかと私は考えています。
実は、身体症状と意識については深い関係があります。私の30年の臨床経験から解説しているブログがありますので興味のある方はご参照ください。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
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当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。
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まとめ(おわりに)
今回は、10年以上続いた顎関節症と身体の歪みに悩んでいた患者さんの症例をご紹介しました。
この症例では、整体や筋膜リリースによって身体の状態を整えるだけでなく、カウンセリングを通して症状との向き合い方にも少しずつ変化がみられました。
Zさんは施術を振り返って、
「姿勢のコントロールを先生に丸投げできるようになったから楽になった。」
「これまでは姿勢のコントロールに注意を払っていたが、考える内容をコントロールする作業に変わった。」
と話してくださいました。
私は、この言葉が今回の症例を最もよく表していると感じています。
顎関節症は、歯科治療だけ、あるいは整体だけで説明できるものではありません。
症状の背景には、筋肉や姿勢、生活習慣、ストレスなど、さまざまな要因が関係していることがあります。
だからこそ当院では、身体だけでなく、その方がどのような経過をたどり、どのような思いで症状と向き合ってきたのかも大切にしながら施術を行っています。
もしあなたも、
長年顎関節症で悩んでいる
検査では大きな異常がないと言われた
いろいろ試したけれど改善しない
という状況であれば、一度「身体全体」と「症状との向き合い方」の両方から見直してみることも、一つの選択肢になるかもしれません。
どこに行っても良くならないとお困りの患者さんが当院の施術で改善されるときには、Zさんのように、患者さんご自身の中にも何らかの変化がみられることが少なくありません。
今回は、その変化がどのように生まれたのかを、患者さんへのインタビューを通してご紹介しました。
どこに行っても良くならない顎関節症の痛みや身体の歪みにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、大阪府内とどまらず、他府県からも来院されています。
FAQ(よくある質問)
Q1.顎関節症は整体だけで治りますか?
A.整体だけで改善する方もいれば、歯科での治療や口腔外科での診察が必要な方もいます。
顎関節症は原因が一つではありません。
筋肉の緊張や姿勢、身体の使い方が関係している場合は整体が役立つことがありますが、顎関節そのものの病変や外傷、強い炎症などが疑われる場合には歯科や口腔外科での診察が優先されます。
Q2.顎関節症は身体の歪みが原因なのでしょうか?
A.身体の歪みだけが原因とは言えません。
顎関節症には、食いしばり、歯ぎしり、筋肉の緊張、姿勢、生活習慣、心理的ストレスなど、さまざまな要因が関係すると考えられています。
当院では、身体全体を評価したうえで、症状との関連を確認しながら施術を行っています。
Q3.ストレスで顎関節症になることはありますか?
A.ストレスだけが原因とは言えませんが、症状に影響することがあります。
ストレスによって食いしばりや筋肉の緊張が強くなり、顎関節症の症状が悪化する方もいます。
そのため当院では、身体への施術だけでなく、症状との向き合い方や生活背景についても必要に応じて一緒に整理しています。
Q4.マウスピースで改善しなかった場合でも整体を受ける意味はありますか?
A.あります。
マウスピースで改善しない理由は人それぞれです。
筋肉や姿勢、身体全体の動きが症状に関係している場合には、身体へのアプローチが役立つことがあります。
一方で、歯科での継続治療が必要なケースもありますので、状態に応じて適切な治療を選択することが大切です。
Q5.顎関節症は自然に治ることがありますか?
A.症状が軽い場合には自然に改善することもあります。
一方で、長期間症状が続く場合や、口が開きにくい、強い痛みがある場合には、早めに歯科や口腔外科、または顎関節症に対応している医療機関へ相談することをおすすめします。
Q6.整体と歯科はどちらを受診すればいいですか?
A.どちらが優れているということではなく、症状によって役割が異なります。
顎関節そのものの異常が疑われる場合は歯科や口腔外科での診察が優先されます。
一方、検査で大きな異常が見つからず、首や肩の緊張、姿勢、身体の使い方などが症状に関係している場合には、整体による身体全体へのアプローチが役立つことがあります。
Q7.顎関節症で整体に行くとどんなことをするのですか?
A.当院では、顎だけを施術するのではなく、首や肩、姿勢、身体全体の動きを確認しながら施術を行います。
また、必要に応じて生活習慣や症状との付き合い方についてもお話を伺います。
顎関節症は一つの原因だけで起こることは少ないため、身体全体を評価しながら、その方に合った施術をご提案しています。
参考文献
鈴木光雄:人類の発生学から咬合学へ(前半).顎咬合誌 第24巻 第2・3合 併号345-350,2004.
奈良 貴史:人類進化の負の遺産.バイオメカニズム.23 巻 p. 1-8,2016.
和気 裕之他):顎関節症患者の心身医学的な治療の変遷.日本補綴歯科学会誌, 4 巻 3 号 p. 256-266,2012.












