はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
先日、患者さんから「病院からジェネリック医薬品を勧められた」
「安いのはいいけど、本当に効果があるのかな~」
「先生、実際の所、どうなのか教えて!!」
とご質問がありました。
ということで、
今回から何回かにわたり、「ジェネリック医薬品」について書いていきます。
ジェネリック医薬品とは
さて、みなさんは「ジェネリック医薬品」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この呼び名以外では「後発品」、「ゾロ品」などの名でも呼ばれています。
「ジェネリック」の名は 「generic(ジェネリック)一般的 な」に由来しています。
欧米では薬を処方する時に、そのブランド名ではなく、一般名で呼ばれることが多く、
日本でもそれを受けて後発医薬品に対して「ジェネリック医薬品」と呼ばれるようになったようです。
「後発品」の由来は先に出た薬、つまり新薬を「先発品」と捉えて、
それより後に出た薬だから、「後発品」となっています。
例えば、頭痛に対して良く使われる「ロキソニン」はブランド名(商品名)です(第一三共製薬の先発品)。
そして、ロキソプロフェンナトリウムは一般名であり、ロキソニンの有効成分です。
ジェネリック医薬品も同一の有効成分(ロキソプロフェンナトリウム)を含みますがその商品名は異なります。
ここは、何となくそうなんだと読んでください(笑)
さて、続けていきますね。
ジェネリック医薬品は新薬(先発医薬品)の特許が切れたあとに販売される薬です。
様々な試験(生物学的同等試験など)の下、新薬とその有効性や安全性が同等であると認められ、厚生労働省の認可がおりて、初めて販売が許可されます。
そんなジェネリック医薬品の世間的なイメージは「なんか安い薬」、「効きめが弱い」等、どちらかというとネガティブな意見が多いように感じられます。
この辺りの理由はまた今度
④「日本におけるジェネリック医薬品の現状」(仮)で触れていきますね。
では今回はここまで
次回は
②これまでのお薬(新薬、先発医薬品)と何が違うの?をお話ししていきます。
おわりに
当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。
大阪市 平野区 加美北 1-1-11
06-6755-6751