小川鍼灸整骨院のブログです。
今日は多くの患者さんが困っている「原因が分からない痛み」の鍼治療について。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります‼️
先日来院されました82歳の男性。年齢の割には活動性が高く、元気な方です。
元々腰痛があったのですが、2日ほど前から右の脇腹の痛みを感じるとのこと。
咳とくしゃみで強い痛みがあり、体を捻ると痛みがあります。
やはり、病院で診てもらったけれどもレントゲンでは異常がないと言われたそうです。
実はこの年代の脇腹の痛み、軽症から重症まで本当に多いのです。
この患者さんは比較的に重症のほう。
患者さんのお話しをよく聞いてみると、
・じっとしているときにはあまり痛みを感じない。
・健康にために散歩を欠かさないのだけど、その散歩がつらく感じる。
・このまま放置しておくともっとひどくなってしまうのではないか?
・内臓が原因でこの痛みが出ているとしたらどうしよう?
・一人で生活しているので、誰にも頼ることができないから早く治さないといけない。
などのお話しが伺えました。
身体的には、加齢が原因で本来柔らかい肋骨と肋軟骨が硬くなっていることがわかり、更には特定の部分を押さえると痛みが強く、呼吸をするとその部分に痛みがあるとのことです。
本人様は鍼治療を希望されましたので、痛みが強く感じる部位の炎症を抑えるために、同部位に鍼治療をしっかりと行いました。そして、その後に筋膜リリースです。痛みのある場所は筋肉とそれを包む筋膜の間で癒着が起こるとされます。その癒着をはがすことで痛みが小さくなるという考え方です。このような痛みに対して整体は行いません。
鍼治療と筋膜リリースを受けて、患者さんの痛みは日に日に良くなって行ってます。
鍼治療が効いたと思います。
また筋膜リリースも効果があったと思います。
そして、痛みの原因に納得ができたことや内臓の異常が原因でないこと、また必ず治ることをはっきり理解できたことも痛みが小さくなった原因と考えられます。
このように小川鍼灸整骨院では患者さんの痛みの原因につい、体の中の原因、心の原因などを全体的に考えて治療を行います。
原因がわからない痛みやどこに行っても良くならない痛みでお困りの方、一度当院にご相談下さい!