![Mさんの腰痛](https://korikori.com/wp-content/uploads/2019/12/腰椎症XPと外観1-300x231.png)
レントゲンでみたMさんの腰骨の変形は強いです。ぎっくり腰も数回経験しています。動き始めの鋭い痛みは「またぎっくり腰にまたなってしまうのではないか?」という不安につながります。しかし当院の施術ですっかり改善しました。詳細をご覧ください。
はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
当院には、腰痛でレントゲン検査を受けた結果、変形性腰椎症と診断されて低周波療法、牽引療法、温熱療法などを行っても良くならないと訴えて来院される50歳以上の方は非常に多いです。
今回はそのような患者さんの痛みが8回の施術を受けた結果、大幅に軽減(10→3)した事例を紹介致します。なぜよくなったのかについても解説しています。
腰痛でお困りの方はどうぞ参考にしてください。
内容は以下の通りです。
・患者さんについて
・施術と結果
・なぜよくなったのか
・おわりに
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
患者さんについて
67歳男性Mさん男性 食品加工業勤務、主訴は腰痛です。
Mさんは若い頃から水泳をしていて、国体にも出場経験のある選手でした。その後は現在地域の子供たちに水泳を教えていましたが3年前に脳梗塞を患い、その後は指導も行なっておりません。
しかし最近、水泳のコーチをして欲しいとお願いされたので引き受けようとした際に腰痛を感じました。
「この1年間は腰痛に悩まされており、最近は動き始めの痛みが強くなっている。時折、筋肉が引っ張られて立てなくなる、またぎっくり腰になるのではないか?」
とMさんはお話のなかで、不安があることを教えてくれました。
またMさんは、整形外科へ行っても湿布と鎮痛剤を出されるだけでそんな治療にうんざりされているとのことでした。
そんなときに当院のホームページをご覧になられて来院されました。
施術と結果
筋膜リリースと整体・認知行動療法的なかかわり、運動指導を週に2回、4週間継続して、合計8回の治療を行ないました。
Mさんの腰痛は4回目まで右肩下がりに軽減していき、その後3ぐらいの痛みで下げ止まりました。
「水泳の指導も昔のようにできそうだ。自分が完璧でないと教える選手に失礼だからね」と、Mさんはいきいきと私に話してくれました。
なぜよくなったのか
Mさんのレントゲン画像では、腰椎の変性はかなりひどい状態でした。問題となっているのは、
・変形した関節が動き始めの際に痛みを発してしまうこと、
・動作開始時痛と連動しているぎっくり腰への恐怖、
・反射性な緊張による筋肉の痛が痛むこと、
です。
腰椎の変性が強く、このせいで動き始めの鋭い痛みが出現して、
その鋭い痛みがどうしても過去のぎっくり腰を連想させるのでしょう。
「またぎっくり腰になるのではないか?」という不安も強いようです。
また、痛みや不安は筋肉を緊張させてそれが筋肉の痛みにつながります。
不安が痛み感覚を敏感にさせていることも考えられます。
このような場合には痛みと意識は悪循環を起こします。
以下のブログもご参照ください。
痛みと意識の関係について【肩こり 腰痛 慢性の痛み 平野区 生野区 南巽 整骨院 鍼灸 筋膜リリース 整体 認知行動療法】
いわゆる精神交互作用です。最近では、「恐怖回避思考」とか、「破局的思考」と説明されています。Mさんにもその傾向がみられました。
以下のブログも併せてお読みください。
どこに行ってもよくならない腰痛患者さんには精神交互作用がよくみられ、身体的にはもう治っているのに「まだ治っていない」と感じてしまう方が多いようです。
今回のMさんの事例は、4回目までに筋膜リリースと整体によって筋肉と関節の痛みを小さくする事に成功しました。更に5回目から運動療法を取り入れて精神交互作用を解消することに成功しました。
Mさんは「こんなスクワットや腹筋がまだ出来るなんて思わなかった!やっぱり身体は動かさないとダメですね。こんなに動くのならもっと鍛えておけばよかった」と話してくださいました。
脳梗塞を経験した後、Mさんは自分の体力に全く自信をなくしていましたが、
今回の腰痛治療をきっかけに自分の身体を信用することを思い出してくれたようです。
Mさんのように、自分の身体に自信を取り戻すことで症状がうんと軽減する事例は枚挙にいとまがありません。
このような患者さんには筋膜リリースや整体などの身体的な治療だけでは改善しないことがあります。ここに認知行動療法的なかかわりを加えることで、治療効果がうんと高まるのです。
当院の施術メニューはこちら↓↓↓
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
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①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
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当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で、どこに行っても良くならない腰痛にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。