手術後・骨折後の痛みでお困りの方へ【大阪 平野区 加美北 衣摺 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

手術後の痛みの画像

手術後・骨折後に痛みが長引く人の中には3つの傾向がみられます。その傾向について解説します。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

手術後痛み骨折後痛みでお困りの患者さんは比較的多いように思われます。当院には全国から相談が寄せられますし、他府県など遠方からもお困りの方が来院されます。

 

それらの患者さんにはある傾向があります。

 

治りにくい方はその傾向に気付いて、改善させる必要があるのです。

 

今回のブログでは手術後痛み骨折後痛みでお困りの患者さんが早期に改善するために気付くべき傾向と、その気付きの先にある症状の改善について解説します。

 

手術をしたけれども痛みがなくならない、骨折は治っているはずなのに痛みが続いているとお困りの方は参考にしてください。

 

内容は以下の通りです。

・3つの傾向について

・傾向1)納得したい

・傾向2)健康に不安がある

・傾向3)病状を理解できない

・気付きによる改善

当院のクチコミ

・おわりに

・参考文献

 

問い合わせはこちら

 

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。   

 

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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

3つの傾向について

 

手術後痛み骨折後痛みでお困りの方のなかには、

 

手術後にまだ痛みがある」とか、

 

「医師はもう治ったと言うけど自分はまだ治っていないと思う」、

 

「もっとよくなりたい!」

 

とお考えの患者さんは多いです。

 

このような患者さんには大きく次のような3つの傾向が見られます。

 

傾向1)納得したい気持ちが強い

傾向2)健康に不安がある

傾向3)病状を理解できない

 

これらの傾向に気付き、問題を解消することは重要です。なぜなら、ご自分の傾向に気付くことで過度の不安や心配がなくなり、

 

「そういうことだったのか!」とか、

「動いてもいいんだ!」とか、

「これは悪い兆候ではなかったんだ!」と、

 

自分の身体に自信を持つことができるようになって痛みが小さくなるからです。

 

以下に説明させてください。

 

傾向1)納得したい気持ちが強い

 

手術後の悩みの図

「納得したい」という気持ちを持つ人の中には健康な方が多いですが、はじめての病気の経験では納得できないことばかりでパニックに陥ることも。

 

納得したい」という気持ちは、健康を維持するために重要です。

 

なぜなら、自分が健康を感じるためには自分のからだや健康について十分に把握して納得できている必要があるからです。

 

だから、「自分が納得したい」という気持ちを持つ人の中には健康な方が多いです。

 

しかし、「自分が納得したい」という気持ちを強く持つ人が、はじめて骨折や手術などを経験すると、わからないことばかりでパニックに陥ることがあるのです。

 

つまり、自分の状態に納得できず不健康な状態に陥ってしまいます。

 

例えば今まで元気だった人が、自律神経が乱れたり、鬱っぽくなる人もいます。

 

傾向2)健康に不安がある

 

健康に不安の画像

健康に不安のある人は、破局的思考とか恐怖回避思考という心理的状態であることがあります。

 

もともと健康に不安がある人は、いつも細かい身体のバランスに意識が向いていて、心も疲れやすい傾向にあるようです。

 

例えば、緊張すると下痢になりやすかったり、頭痛や肩こりをよく感じたり、顎の痛みを感じていたり、睡眠障害など自律神経の乱れによる体調不良をよく感じたりするかもしれません。

 

このような方の思考のパターンとして、破局的思考というものがあります。直面した状況を悪い方向に極端に解釈してしまう傾向です。

 

検索する女性の画像

健康に対して不安がある人の特徴として、情報を集めてそれらを否定的な方向に結びつけてさらに不安になってしまうことがあります。

 

このような方は情報の検索をよく行ない、得られた情報に自分を当てはめて不安になったりすることも多いです。

 

例えば、ギプス固定をした後にはむくみ(浮腫)が出てきますが、このむくみを炎症性の腫れ(腫脹)と捉えて、まだ骨がくっついていないのではないか?と考えたりすることもあります。

 

手術後のむくみ

手術後は患部がむくみやすくなります。このむくみがなくなるまでには時間がかかります。このむくみは腫れではありません。

 

 

 

またこのような方は恐怖回避思考と呼ばれる思考パターンをもっていることもあります。

 

手術後骨折後であるために、「これ以上動かすと痛みが強くなって治りが悪くなるから動かさないでおこう」という考え方がそうです。つまり、動かすことに対して恐怖心を持つのです。

 

 

だから担当医から「もう歩いていいですよ」と言われても恐怖のために患部に体重をかけることが出来ず上手く歩けなかったりします。

 

傾向3)病状を理解できない

 

この傾向は「納得したい」とい傾向1)と「健康に不安がある」という傾向2)と図のようにつながっています。

 

 

つまり、「病状を理解できない」から「納得したい」となり、「病状を理解できない」から不安になるのでしょう。

 

医師やそれ以外の医療従事者は非常に多くの患者さんを抱えており、非常に忙しい状態です。また病院での治療は分担作業で、システムに従って効率良く行われます。

 

このような状況の中で患者さんは、手術後骨折後の痛みについて自分が納得できるように説明を求めることが難しく、病状を理解することができません。

 

その結果、①の「納得したい気持ちが強い」患者さんは更にその傾向を強めてしまいます。時には自分が事務的に扱われることに不満や時には怒りの感情を抱く患者さんもいらっしゃいます。

 

ブログをご参照ください

整形外科医への不満と上手な関わり方について【大阪 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

②の「健康に不安がある」患者さんも医療機関から十分な説明を受けることができない場合には不安は大きくなってしまうでしょう。

 

このように、「病状を理解できない」ことは、「納得したい」気持ちを強めて、「健康に対する不安」を大きくしてしまうのです。

 

これらのことが骨折後手術後痛みと複雑に絡まり、痛みを大きく感じさせるのです。

 

気付きによる改善

 

よって、これらの傾向がある場合には、

「病状を理解できる」ようにして、「納得できる」「健康への不安がなくなる」ことを実感して頂く必要があります。

 

 

だから、小川鍼灸整骨院ではこれらの傾向をもつ患者さんに対して、まずはご本人が納得出来るように病状を説明致します。

 

 

患者さんは専門家ではないのでご理解いただけるまでに時間がかかることもあります。

 

しかし、施術を積み重ねながら不安や心配で出来ない動作(長距離の歩行や膝屈伸動作、荷物の持ち上げや腰の屈伸運動など)をあえ行い、心配していた出来事が起きないことなどを通して、

 

つまり身体を通して理解できように促します。

 

当院の施術では、患者さんが自分の症状に対して、「なるほど、そういうことか!」と腑に落ちる、つまりは気付くことが重要と考えています。

 

 

このようなかかわりを当院では認知行動療法的なかかわりと呼んでいます。

 

認知行動療法的なかかわり【大阪 平野区 生野区 南巽 鍼灸 小川鍼灸整骨院】

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

 

おわりに

 

株式会社COCO 小川鍼灸整骨院

当院はJRおおさか東線衣摺加美北駅から徒歩4分です。

 

大阪市の平野区生野区東住吉区加美北、東大阪市の衣摺渋川町柏田、布施あたりの方で、手術をしたけれども良くならないとお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

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当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

参考文献

 

水野泰行:慢性疼痛と破局化.心身医学, 50 巻 12 号 p. 1133-1137,2010 .

 

伊東勝久 他):遷延性術後痛の対策.日本ペインクリニック学会雑誌, 25 巻 4 号 p. 231-237,2018 .

 

佐藤陽一 他):術後痛に関連する因子─認知・精神・栄養による検討─.理学療法科学,30 巻 1 号 p. 29-32, 2015

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小川 貴司(おがわ たかし)

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