はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。今回は頚椎症性神経根症と考えらある首の痛みが2回のはり施術で改善したMさん(ペインスケールは10→5)について報告させて頂きます。
内容は、
・患者さんについて
・施術と結果
・なぜよくなったのか
・おわりに
です。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区にまたがる南巽地域でおすすめの整骨院、あなたにいちばん近くの整骨院を目指しています。
患者さんについて
Mさん: 58歳 男性 職業 タクシー運転手
主訴: 頚肩~肩甲背部、腕の付け根の痛み
以前より肩こりはよく感じる方で、今回の首の痛みは1ヵ月前から肩こりとともにが強くある。
年に2回程度首の痛み(寝違い)を起こすとのこと。
20代の時に交通事故で頚椎捻挫の経験がある。以前に整形外科で首の検査を行い、「骨が変形して神経が当たっている」と言われたことがある。
仕事が不規則であり治療に十分な時間をかけることができないのでできるだけ早く治して欲しいと訴える。
施術と結果
はり施術(鍼通電療法) 2回
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なぜよくなったのか
初診時Mさんの症状は、重くだるい安静時痛があり、特に動いて痛みはないとのことでした。関節痛に特有の動作開始時痛はありません。
しかし、顔を上に向けるように首を反らすと左の肩甲骨から腕にかけて重くだるい痛みが出現しました。この状態は頚椎症性神経根症が考えられます。
また、Mさんは以前に「骨が変形して神経に当たっている」と言い渡されたことがあるとのことで、頚椎症性神経根症であることは間違いないでしょう。
実際にMさんはスマートホンで撮影したご自身のMRI画像を私に見せてくれました。それはヘルニアで脊髄神経が圧迫されている画像でした。
このことは、頚椎の変性が進んでいることが理解できます。
腕に伸びる神経がどの程度圧迫されているのはについては、痛みの程度や感覚の異常(しびれ感覚や知覚の鈍麻)、腱反射の程度、力の入りにくさによってある程度予測できます。
Mさんの場合、感覚の異常はなく、痛みは首と肩周り、腕の付け根のみです。痛みは1ヵ月前から強くなっているとのことでした。
上記のことから頚椎症性神経根症と診立てました。
やはり、2回の鍼治療で痛みは半減して、「これぐらいならなんとかやりこなせる。また痛みが強くなったら予約を取ります」と話してくださったので治療を終了としました。
頚椎症性神経根症の程度はMRI検査をしなくても理学所見からある程度診立てることが可能です。今回は理学所見から比較的軽症とみなすことができましたので2回で終了することができましたが、通常は4~8回程度の施術が必要と考えます。
こちらのブログもご参照ください
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遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区界隈で、どこで治療を受けても良くならない 首の痛み・頚椎症性神経根症にお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を、首の痛み・頚椎症性神経根症の施術に応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北・南巽地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
執筆担当は小川でした。
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※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。