はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
産後間もないお母さんや、子育て中のお母さんはいろんな原因で肩こりや頭痛を感じやすいです。
マッサージがいいの?
それとも整骨院へ行こうか?
ストレッチ?、
整体?
いや、骨盤を矯正するのがいい?と、いろいろ迷うことも多いでしょう。
今回は子育て世代や産後の肩こりの原因ついて解説します。
ブログの内容は
・産後子育て中の身体と心、
・対策
①運動・ストレッチ
②ストレス対処
③施術を受ける
・当院の施術
・おわりに
・参考文献
です。
また当院では、
無料相談を受け付けています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
産後子育て中の身体と心
女性は自分の肉体を二分して子供を出産しますので、身体にかかる負担とその影響は大きなものです。
例えばカルシウムは授乳によって母親から赤ちゃんにとどけられますが、このときに産後の母親は骨粗しょう症になりやすいのです。
また、産道を広げるために広がった骨盤が広がった状態で不安定となり痛みを感じる事もあります。この時に骨盤矯正の対象となる骨盤の歪みが問題になります。
こちらのブログもご参照ください。
これだけではありません。自分の時間も子育てに費やすのですから、時間も赤ちゃんにもっていかれます。
このような、産後・子育ての期間は、心と身体にこれまでとは全く異なる環境となります。だから、体調の変化や精神的な負担が大きくなるのは当然のことなのです。
ここに加えて、旦那さんが子育てに協力的かどうかとか、赤ちゃんの健康問題、ママ友との人間関係、自分の母親や義理の母親との人間関係など様々な問題がのしかかってきます。
このような状況においては、肩こり・頭痛、身体の痛みを感じることは当たり前であり、何もなくやりこなしていける人の方が少ないようにさえ思われます。
この時期の肩こり頭痛をはじめとする体調不良は、いわば当然のことなのですが、その原因が上記の生活の変化や肉体の変化によるものなのか、
それとも医学的な原因なのかを見極めることは重要になります。 肩こりの原因についてのブログをご参考下さい
対策
対策としては大きく3つを挙げることができます。
①運動・ストレッチ
姿勢を保持する筋肉は長い時間同じ姿勢でいると、血流が悪くなってしまいます。そうすると、痛みが出てくるのですね。痛みが出るとまた筋肉は緊張する・・・というように悪循環が起こります。
この悪循環を断ち切るためには適度な運動やストレッチなどを行ない、血流を良くすることがお勧めです。 また、骨盤矯正の対象となる骨盤の歪みも改善される事が期待できます。まずはウォーキングやストレッチ、バランスボールなどの簡単な運動からはじめてみてはいかがでしょうか。気分も変わると思います。
②ストレス対処
この時期はストレスを大きく感じる時期です。何がストレスなのかがよく分らないという人も多いのですが、ストレスに上手く対応しようと思えば、自分にとってのストレスが何なのかを理解する必要がありますね。
ストレスとはズバリ、理想と現実とのギャップであり、この差を埋めることが重要です。どうやって埋まるのか?これは難しいのですが、手っ取り早いのは自分の理想を切り崩すことです。
この難しい作業を行うにもまずは、自分のストレスの原因に気付くことが大切です。
③施術を受ける
どうすれば肩こりが楽になるのか?自分で情報を集めて対処してもなかなか楽にならない事が多いです。やはり専門家に診てもらい、アドバイスを受けることでこれまで気づくことがなかったことに気づくことがあります。
例えば、自分ではあまり意識していなかったけど姿勢が悪かったとか、イライラの原因が思わぬ所にあったとか。まずはご自分で対策を行って、それでもダメなら小川鍼灸整骨院にご相談ください。
当院の施術
筋膜リリース
筋膜リリースは、理学療法の業界から発達した考え方です。最近は慢性的な痛みの治療として整形外科領域の先生方も一部ではありますが利用されています。
筋肉は筋膜という組織に包まれています。各筋肉は筋膜を介して層状構造に重なっており、それぞれの筋肉が別々に収縮して役目を果たすのです。
その筋膜同士はゆるくつながっているのですが、そこが癒着してしまうと動きが悪くなり、重くだるい痛みの原因になると考えられています。この筋膜の癒着をはがしていくのが筋膜リリースです。
当院では肩こりに対してマッサージに似た手技を用いて筋膜リリースを行なっています。こちらのブログもご覧ください。
整体
整体は症状を改善させるための治療として、その時々でいろんな意味を持ちます。たとえば、変形した背骨の関節可動域を広げる目的で行なわれることもありますし、リリースした筋膜を更に伸ばして筋肉の働きを高める、いわばストレッチの役目をすることもあります。
また、動きに対して恐怖心を持つ患者さんに対して、「あ、こんなに動いて大丈夫なんだ、」という気付きを与えることもあります。
さらには「単純に気持ちいい!」「伸ばされている!」と感じるために行なわれることもあります。肩こりに対してはもちろんのこと、骨盤矯正も整体の一環として行なっております。
こちらのブログも参考にしてください。
鍼灸
はり治療は日本で古くからなされている治療です。当院では肩こりに対して痛みの出る筋肉にはりを刺し、患部の血流を増加させたり、筋肉の緊張を緩めたりしています。
また、単に患部だけの問題というよりは、全身的な問題として肩こりを考える場合もあります。この視点は東洋医学的な視点となります。どの方法をとるのかは、患者さんの状態や刺激に対する好みから選択します。
認知行動療法的なかかわり
上記の通り、子育て中や産後のお母さんには身体に起きる変化だけではなく、いろんなストレスも感じやすいのです。それらの原因が蓄積して肩こりや頭痛という症状が発生することが多いようです。
だから、この時期の肩こりや頭痛は、自分の心と身体の状況を整理して理解する必要があります。この作業が上手くできると、この辛い時期を乗り越えられるのですが、上手くいかなければストレスがたまり、体調が悪化してしまうことがあります。
当院では、子育て中・産後のお母さんに対して単に肩こりの治療を行なうのではなく、今置かれている心と身体に起こってる状況を整理する作業のお手伝いも行ないます。このお手伝いが「認知行動療法的なかかわり」です。
認知行動療法的なかかわりについてはこちらをご参照ください。
遠方で来院できない方には、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で子育て中・産後の肩こり・頭痛などの症状にお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。
鍼灸・筋膜リリース・整体などでみなさまの痛みを施術します。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目にある南巽・加美北地区、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。
参考文献
河口 朝子, 松下 年子 他):母親の出産後1年から6年までのSOC(首尾一貫感覚)の推移と困りごと-縦断的質問紙調査を用いて-.日本看護研究学会雑誌,39 巻 3 号,2016.
神崎 光子:産後1ヵ月の母親の育児困難感とその他の育児上の問題,家族機能との因果的関連.女性心身医学, 19 巻 2 号 p. 176-188,2014 年