はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回は、これまで紹介した3つの事例の腰痛患者さんの共通点を深掘りして、
その共通点から当院で行なわれている腰痛治療を紹介致します。
筋膜リリースや整体で筋膜を整えることや、鍼灸治療で痛みのコントロールを行なうことと同時になぜ認知行動療法的なかかわりが重要なのかをお話ししますね。
ブログの内容は
・3つの事例
ストレスが関係するヘルニアのFさん
ストレスに気付いた腰痛のSさん
「検索で情報収集」図書館司書Mさん
・3つの事例の共通点
・当院の施術
・おわりに
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
3つの事例
3つの事例については以下のブログで紹介しました。
ストレスが関係するヘルニアのFさん
お一人目は、40代女性事務職のFさんでした。Fさんは椎間板ヘルニア手術の後に一度は腰痛が楽になったものの、再度痛みが出てきて2度目の手術を検討されていました。また、ストレスが腰痛に関係しているということをわかりながらも具体的に対策を講じてこなかった患者さんです。
ストレスに気付いた腰痛のSさん
建築作業員のSさん(男性)は、現在の仕事に満足しておらず、これまでの仕事によって腰はボロボロになっていて、それに加えて現在の仕事を続けていく事に意味を感じないという不満の中で痛みの沸点が下がってしまっている患者さんでした。
「検索で情報収集」図書館司書Mさん
3人目の患者さんは図書館司書のMさん(女性)でした。
Mさんは椎間板ヘルニアと診断されてしまい、専門家の意見をネガティブに捉えてしまった方です。また職業柄、インターネットでの検索能力が高く、それが故にネガティブな情報からネガティブな腰痛観を創り上げてしまっておられました。
3つの事例の共通点
上記3事例の患者さんで共通するのは、やはり心理的な要因が関係するということです。しかし、より興味深いのは、それぞれの患者さんは初診の時に自分の腰痛が気分や不安などとは関係ないと考えているということなんです。
これらの3事例の患者さんは当院に来院される患者さんのほんの一部の患者さんたちです。その他の患者さんも多く来院されていますが、ほとんどの患者さんはその深刻さに違いはあれども何らかのストレスを抱えておられます。
そしてそれらの患者さんのほとんどは、自分の腰痛とストレスは関係無いと考えておられるのです。
当院には「どこに行ってもよくならない」と困って来院される患者さんが多いのですが、
「どこに行ってもよくならない」理由は、
ご自分の症状がストレスなどの心理的・社会的な問題と関係無いと考えておられることなのです。
この考えが症状を難治化させてしまう理由は、多くの患者さんが心の問題にフタをして、「身体の原因」しか想定しないために、本当に治療するべき、調整するべき問題に取りかかることができないからなのです。
Fさんはその典型的な事例です。ご自分が直面している多くの問題に正面から向き合わないと現在の症状は改善しないでしょう。
ここにフタをして治療を行なえば、筋肉の血流が改善されるなどで一時的には症状は改善するのですが、痛みの沸点が低い位置のままですので、
過労やストレスなどの何らかのストレスが加わることで症状が再発してしまうことは容易に想像ができます。
これでは根本的な問題の解決にはならないのです。
整形外科医の長谷川先生も腰痛とこころの関係性を本の中で説明しています。
https://www.amazon.co.jp/腰痛をこころで治す-心療整形外科のすすめ-PHPサイエンス・ワールド新書-谷川-浩隆/dp/4569812929
当院の施術
当院では、まず患者さんの症状をしっかりとお伺いして、身体の中にどんな原因があるのかを深く考えます。
(専門医でないとわからない問題があるときは、提携している医師の先生を紹介させてもらいます。)
当院の診察の流れについてホームページをご参照ください。
まずは筋膜リリースや整体、時には鍼灸を用いて身体の問題に対して施術を行ないます。
そして施術が進んでいき、腰痛についての会話を通して患者さんの腰痛のイメージが見えてきて、そのイメージが過度の不安を表していたり、緊張やストレスを表したものであればゆっくりと心の問題も話題にあげるようにします。
そんなやりとりのなかで患者さんが自分のこころと腰痛の問題に気付くことが多いのです。その気付きの先に、「どこに行っても良くならなかった痛み」が改善します。
だから、治療のなかでの患者さんとのコミュニケーションは本当に大切なことなのです。このようなコミュニケーションを当院では「認知行動療法的なかかわり」と呼んでいます。
当院では患者さんとの信頼関係を大切にしながら、身体だけではなく、心の問題にもとりかかり、症状の根本的な解決を目指します。
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽近辺でどこに行っても良くならない腰痛、頭痛、自律神経失調症や坐骨神経痛、脊柱管狭窄症や手術後の痛みでお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。
鍼灸・筋膜リリース・整体や、認知行動療法的なかかわりを用いてみなさまの痛みを施術します。小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目にある南巽・加美北地区、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。