はじめに
足首の捻挫をしてから時間が経つけどなかなか治らない痛みや不安定感、違和感でお困りではないですか。
それはもしかすると、それは足根洞症候群かもしれません。
当院には、整形外科で「足根洞症候群」と診断されたものの、湿布や投薬だけで改善が見られず困っている方が多く来院されます。
足首の捻挫をきっかけに発症することが多く、長引くと歩行や運動に支障をきたすため、早めの対処が重要です。
今回はそんな、足根洞症候群についてご説明します。
内容は以下の通りです。
・足根洞とは
・足根洞の役割
・症状
・原因
・当院での施術
・まとめ(おわりに)
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
足根洞とは
足根洞は、足首の外側、外くるぶしの前下方(赤丸)にあります。
中は洞窟の様な構造になっています。
足根洞の中には大切な靭帯や感覚受容器があり、歩く時に安定性を保つという重要な役割があります。
足根洞の役割
私たちは目をつぶってもまっすぐに立つことができていますよね。それはなぜか?
私たちは目で見て平衡感覚のバランスをとっていますし、耳の奥の三半規管というとことろでバランスをとっています。
それに加えて、私たちは関節や筋肉の付着部にある感覚受容器によってバランスを感じ取っています。この感覚受容器が体重や体の傾きに反応してバランスをとっているのです。
特に足関節には足根洞と呼ばれる部分にそのセンサーが多く存在しています。だから専門的には「足の目」といわれるのです。
私達は目が見えないとたちまち困ってしまいますよね。それは目からたくさんの情報をもらっているからです。
それと同じぐらい足根洞は、私達が二本の脚でバランスとをとりながら安定して歩くために必要な多くの情報を与えてくれているということなんです。
私達は無意識にバランスをとって安定して歩いているので足根洞の重要性に気付いていませんが、足根洞症候群になってしまうと、足首が不安定になったり、痛みを感じたりします。
症状
足根洞症候群では、足根洞に炎症が起きます。そうすると、足の外側に痛みや圧痛、歩行時の痛み、足首付近の不安定感が自覚症状として現れ、なかには倦怠感や痺れを伴うときもあります。
また、でこぼこ道での歩行や、足関節の曲げ伸ばし、捻り動作(内返し)で痛みは増強します。
代表的な症状は次のとおりです。
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足首の外側(くるぶしの前〜下あたり)の痛みや違和感
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足を捻ったり着地したときに強まる痛み
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長時間歩くと足首にだるさや重さを感じる
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運動後に足首が腫れる、ズキズキする
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捻挫を繰り返すようになる
特に「整形外科では骨に異常はないと言われたのに痛みが続く」というケースは、この症候群である可能性が高いです。
原因
足根洞症候群が発症する原因は、足首の捻挫が放置されたり、適切な治療が受けられなかったことによるものです。
関節が柔軟な若年者には少なく、激しい運動を行う20~30代によく見られます。
多くは足首の捻挫によって、足根洞内の靭帯が損傷された場合に足根洞内で出血を起こし、
その血が固まって異常を起こし、なかなか痛みが治らないことになります。
当院での施術
足関節の内返しを制限するテーピングや足底板などで足首部分へかかる負荷を軽減させます。
また、痛みに対しては鍼施術やオイルマッサージを行います。ローズマリーカンファーとラベンダーを使用したマッサージは、足首の捻挫や足根洞症候群の炎症を軽減してくれます。

長期化した足根洞症候群では足や足関節まわりに浮腫(むくみ)を起こして、触るだけでも痛みが出ることがあります。このような痛みに対しては鍼施術よりもオイルマッサージのほうが治療効果も高まる傾向にあるようです。
症状が落ちついてきたら、足関節の可動域の改善や筋力トレーニング、バランス訓練といったリハビリを開始していきます。
当院では、整形外科で改善しなかった方に対しても、次のような方法でアプローチします。
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関節の安定化
特殊な手技で足関節の動きを整え、靭帯や筋肉への負担を減らします。 -
炎症のコントロール
鍼灸施術で血流を改善し、炎症を早く鎮める。 -
筋バランスの回復
足首やふくらはぎの筋肉に働きかけ、再発予防につなげます。 -
歩行・動作指導
歩き方のクセや偏平足の影響をチェックし、正しい動作に修正。
これにより「長引いていた痛みが改善した」「歩けるようになった」という声を多くいただいています。
しかし、重要なことの1つには、痛みの原因や今後どうなっていくのかについてある程度の目処が立ち、患者さん自身が納得することです。そのためには施術を担当する専門家としっかりとコミュニケーションをとって不安を解消してもらう必要があります。
当院では、認知行動療法的なかかわりとしまして、患者さんに足関節の状態についてしっかりと説明して不安を小さくするように努めています。
このように当院では足根洞症候群に対してもしっかりと治療を行う事ができます。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。
Youtubeチャンネル
まとめ(おわりに)
足根洞症候群は、整形外科で「湿布や安静」と言われても改善せず、長引いてしまうことが少なくありません。
しかし、足関節の動きや筋バランスを整えれば回復は十分に可能です。
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捻挫をきっかけに足首の外側がずっと痛い
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病院で異常なしと言われたけど歩くとつらい
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スポーツや日常生活に早く復帰したい
このようなお悩みがあれば、ぜひ一度当院にご相談ください。
経験豊富な施術で、あなたの足首の改善を全力でサポートいたします。
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、 にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用しています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
なかなか治らない足首の捻挫
参考文献
高倉義典:下腿と足疾患保存療法.金原出版株式会社,1997,p.99-104
井口傑:足根洞症候群,OS NOW,No26,足部疾患の治療 part2,1997,p.56-62











